ルーベン・デルス

ルーベン・デルス

Rubén D’HERS

プロフィール

ベルリンを拠点に活動するベネズエラ人アーティスト。サウンド・インスタレーションと音楽が交差した作品制作を行う。
2016年ベルリン芸術大学大学院にて修士号(Sound Studies)取得。

最近の展覧会
「A Garden of Forking Paths – Finale 4(MaerzMusik)」SAVVY Contemporary、ベルリン、2022
「Plural Domains」、Harn Museum of Art, フロリダ、アメリカ、 2021
「Resonanz & Resilienz」、Sehsaal、ウイーン、オーストリア、 2021
「 Passage Stage」、Cashmere Radio、ベルリン、ドイツ、 2020
「Artica Svalbard /Arctic Chamber Music Festival」、ロングイールビュエン、ノルウェー、2019
「Bolero transparente」(アルバムリリース)、Vertical Music、 ミラノ、イタリア、 2019

受賞歴・助成
Stiftung Kunstfonds、活動助成、2020
Cisneros Fontanals Foundation – CIFO、新進作家賞助成、 2018
Berlin Senate Department for Culture and Europe、研究助成、 2017

作品について

アコースティックギター、ツィター、ピアノの弦、ケーブル、石、吊り下げ式モーター、冷蔵庫の部品などを素材として使用し、サウンド・インスタレーションと音楽の交差点にある作品を制作している。多くの場合、和音に基づき構成され、チューニングされた音響環境になる。インスタレーションは、音楽を作曲する手段であると同時にフィールド・レコーディングを機械的に生成したアコースティック・サウンドに変換することもできる。

最近の作品では、家庭環境で絶えず留まっている音を調査し、それらを音楽的素材として用いる可能性を探っている。このアプローチは、サウンド・インスタレーションとペインティングの両方に反映されており、ペインティングでは、架空の音、つまりイメージによって暗示されるだけの無音の音を作り出すことを目指している。 

《Cristofué y Guacamaya》、2015 |鳥かご、弦、羽根、チューニングペグ、直流モーター、圧電素子、インコとタイランチョウのオーディオレコーディング、アンプ、 トランスデューサー

《Faint Music》、2018 |冷蔵庫、ピアノ線、インコの羽根、チェロ駒、石、ギターネック、ワニ口クリップ、 直流モーター、デュアルコアケーブルとコンピューター

《I still hear the soft roar of a distant crowd》2018|ギター、ケーブル、コンピューター、制御直流モーター 

《Recording empty refrigerator at rest》2021 |キャンバスにアクリル、146 x 110 cm

ページの先頭へ