ASHIKAWA Mizuki
更新日:2022.6.2
版の表面を、様々な二つのちから(風景と観測している主体、二次元的なイメージと三次元的なイメージ、自然と人工物など)が、それぞれぶつかり合い互いの力を打ち消し合う場とらえ、リトグラフを制作している。 周辺を散策し、出会った事物が持つ気分を汲み取り、そこから着想を得て、相容れない断片的イメージ同士を組み合わせ一枚の平面制作へと向かう。散策で行った、認識の散逸と統合を版の表面上でも再現しようと試みている。
《Anagra》2021 洋紙、雁皮紙 ,21×20.3cm
《ぱたぱた》2022 洋紙、310x450cm
《ホルダー01》2021 洋紙、雁皮紙、27cmx23cm
《吊りかご》2020 洋紙、110×170cm