リンジー・ワルシュ

リンジー・ワルシュ

Lyndsey WALSH

更新日:2025.1.16

氏名
リンジー・ワルシュ
ジャンル
ヴィジュアル・アート
ウェブサイト
https://lyndseywalsh.com/
参加プログラム
リサーチ・レジデンス・プログラム (2025年1月 - 2025年3月)
リンジー・ワルシュ
プロフィール

1994年アメリカ生まれ。ベルリンを拠点に活動。2018年西オーストラリア大学SymbioticA Centre of Excellence in Biological Arts修了(生物学)。
アーティスト、著述家、研究者。その実践において、テクノロジーによりもたらされ、クィア、障害者、分野横断的なフェミニズムの枠組みが用いられる文化の身体性に生じた乖離を自己エスノグラフィー的に検証し、それを思索的物語に融合する。

主な展覧会
2022-2025年「Nach der Natur」Humboldt Forum、ベルリン
2023年 TAEX「One Night Between Heaven and Hell」Untitled Space(「Frieze New York 2023」参加プログラム)
2023年「Vorspiel Main Program」The Silent Green、ベルリン(「CTM Festival」/「transmediale 2023」連携プログラム)
2022年「m/other becomings」SOLU Space、ヘルシンキ
2021年「Ural Biennial」Salute、エカテリンブルク

受賞歴など
2024年 S+T+ARTS賞「Honorary Mention」(EU関係団体)
2019年- フンボルト大学ベルリンInstitute of Biology in the Department of Experimental Biophysics「アーティスティック・フェロー」、ベルリン
2019年「UniSysCat賞」(ベルリンとポツダムを拠点とする学者グループによる賞)

作品 / パフォーマンスについて

テクノロジーにより文化の身体性にもたらされた乖離に伴う不安定さを探求する作品を中心に制作。これら乖離から生まれた生命体のほとんどが生殖力により生きることを強いられているかのようであり、その生命体に魅了されている。これらの生命体のからだは、我々の集団的な文化的恐怖とテクノロジーを介した欲望とを顕在化させることで知識の創造と探求の場であり続けている。
アーティストとして、これら新参者の、またはおぞましい、はたまた可能性を秘めた生命体の居場所づくりから着手し、誰がより怪物的か―これらの生命体自体か、その創造主か―という問いを投げかけている。この実践を通じ、テクノロジーや生命、自然が無数のネットワークと関係性の中でどのようにもつれあい、そこにからめとられているかを明らかにすることを目論む。

《Self-Care》(ポートレイト) 2021-2022年、突然変異性乳がん細胞と細胞培養液付シリコン製さらし
ⒸPavlina Belokrenitskaia

《Self-Care》(展示風景) 2022年、マルティメディア・インスタレーション
ⒸGenietta Varsi 「m/other becomings」展(SOLU Space, ヘルシンキ、2022年)より

《Unbearable》2023年、デジタル・アート & アニメーション
「Frieze Art New York 2023」参加プログラムTAEX「One Night Between Heaven and Hell」展(Untitled Space、2023年)より

《Return of the Teratoma》2018、マルチメディア、映像、ヒトES細胞

《Bloop》2024年、シングル・チャンネル・ビデオ(静止画像)

施設紹介
Our Facilities

ページの先頭へ