露木春那

露木春那

TSUYUKI Haruna

更新日:2024.9.10

氏名
露木春那
ジャンル
ヴィジュアル・アート
ウェブサイト
https://www.haruna-tsuyuki.com/
参加プログラム
二都市間交流事業プログラム(派遣) (2024年10月 - 2024年12月)
露木春那
プロフィール

1991年静岡県生まれ。浜松市を拠点に活動。中国美術学院書法系卒業。2018年東京藝術大学大学院美術研究科グローバルアートプラクティス専攻修了。他者とつながりながら自由であるための「自分語」を探すことを日常の中でアートプラクティスとしている。形ある物質的な文字と無色透明な文字の境界を行き来し、ミクストメディアで表現する。

主な展覧会
2023年「目の見えない白鳥さんアートを見に(浜松に)いく」浜松市鴨江アートセンター
2019年「やね・せん氏の美術仕事アーカイブ展。約百数十年の約百選(UENOYES 2019)」旧谷邸、東京
2018年「水を得た魚⇄魚を得た水」浜松市鴨江アートセンター・木下惠介記念館
2017年「人間人」東京藝術大学オープンアトリエ
2016年「インヴィジブル:二重螺旋の間」シャンボール城、フランス・ロワール

受賞歴
2011年、2019年 中国政府奨学金
2016年 平山郁夫奨学金

作品について

漢字文化圏特有の文字が持つ歴史や物語に思いを馳せつつ、新しい文字の在り方にも関心を寄せている。文字が書き手と読み手にとって「わたしはここにいる」という意識を繋ぎ止める役割を持ち、言葉が自分の核心に近いところにあるパーソナルな自己表現手段であると同時に、他者との共有や規則の中でしか成立しない点に興味がある。個人的な思索が、いつしか普遍的な要素を見出す行為となること、できなさやわからなさを受け入れることで、できることやわかることを把握する。そんな対になりうる事柄を往復しながら深く考えていきたい。

《『こころ』の中の私》2018年、インスタレーション、本、ガラス瓶、鏡、サイズ可変

「水を得た魚⇄魚を得た水」2018年、ミクストメディア、サイズ可変

「顔が光っている」のための挿絵 、2017年、2023年、ウレタンフォーム、紙、まち針、25×35cm

《私の中の私/My self within myself》2016年、紙、サイズ可変

《A-Z》2017年、2018年、インスタレーション、紙、澱粉糊、サイズ可変

《Monument for Underground》2016年、紙、透明水彩、64×94cm

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