小宮知久

小宮知久

KOMIYA Chiku

更新日:2024.8.2

氏名
小宮知久
ジャンル
サウンド&ミュージック
ウェブサイト
https://chikukomiya.com
参加プログラム
OPEN SITE (2016年10月 - 2016年10月)
二都市間交流事業プログラム(派遣) (2024年8月 - 2024年11月)
小宮知久
プロフィール

1993年生まれ。東京を拠点に活動。2018年東京藝術大学大学院音楽研究科作曲専攻修了。
作曲家、メディアアーティスト。音楽のさまざまな規範(楽譜、演奏、聴取の方法など)を問い直すべく、現代のメディア環境と身体性を考察して新たな音楽を探究している。楽譜ベースの音楽作品から電子音響作品、メディアパフォーマンス、インスタレーションなど領域横断的に制作している。

最近の活動
2024年「声の亡霊」個展、monade contemporary | 単子現代、京都
2024年「わたしに奇妙な歌を歌わせてください」個展、Retramp Gallery、ベルリン
2022年「エコーの極点:小宮知久(作曲家)×木下知威(歴史学者)」コンサート、トーキョーコンサーツ・ラボ、東京
2022年「SEIRÊNES」個展、コ本や、東京
2021年「第24回文化庁メディア芸術祭受賞展」グループ展、日本科学未来館、東京

受賞歴
2021年 第24回文化庁メディア芸術祭アート部門新人賞
2018年 第87回日本音楽コンクール作曲部門(オーケストラ作品)第2位

作品 / パフォーマンスについて

音楽における様々な規範や形式(楽譜、演奏、聴取など)それ自体を再考するような手法を用いており、特に《VOX-AUTOPOIESIS》シリーズではその場で生成される楽譜を演奏者が初見で歌唱し、その声が楽譜生成のアルゴリズムとなる再起的なシステムで、従来の楽譜や演奏、作曲の概念は転倒していく。こうした背景には、クラシック音楽の正統な教育を受けてきた出自とその問題提起がある。メディアテクノロジーを用いた生成的な手法を用いることにより、現代においてあり得べき新たな音楽の形式を提示する。

《VOX-AUTOPOIESIS V -Mutual-》2019、メディアパフォーマンス
歌手、プロジェクター、マイク、ディスプレイ、コンピューター、サイズ可変

《VOX-VIDEOGENESIS》2022、ビデオ(マルチプロジェクション)
サウンド(ステレオ)、サイズ可変、Photo: 永田風薫

《VOX-AUTOPOIESIS III -Ghost-》2022、サウンドインスタレーション
録音された声、コンピューター、スピーカー、マイク、プロジェクター、サイズ可変、Photo: 永田風薫

《O-ren 空間音響と人工音声のための》2021、電子音響作品
8chスピーカー、人工音声、Text: ニカホヨシオ

《そして、O-renはそれが歌であることを知った》2024、サウンドインスタレーション/メディアパフォーマンス
人工音声、歌手、プロジェクター、スピーカー、マイク、コンピューター、サイズ可変、Photo: 永田風薫

《エコーの極点》2022、メディアパフォーマンス
作曲者、知覚者、ソプラノ、トロンボーン、Photo: 後藤天

施設紹介
Our Facilities

ページの先頭へ