KIM Woojin
更新日:2024.4.3
1976年韓国生まれ。ソウル、京畿道を拠点に活動。2019年梨花女子大学美術博士課程(絵画)修了、2012年ロンドン大学ゴールドスミス校にてMFA取得。
ビデオやドローイング・インスタレーションを手がけるビジュアル・アーティスト。
主な展覧会
2023年「Post Modern Children」釜山現代美術館
2022年「The Freezing Point, The Evaporation Point」Kim Chong Yung Museum、ソウル
2021年「Songeun Art Award」Songeun、ソウル
2019年「You will have to follow the directions you hear」Alternative Space Loop、ソウル
2017年「Brave New Exercise: Memorizes Movements (OPEN SITE 2017-2018)」トーキョーアーツアンドスペース本郷
受賞・助成
2022年 美術助成、京畿文化財団
2020年 「New Hero」受賞、The Monthly Public Art Magazine主催、韓国
2019年 美術助成、ソウル芸術文化財団
主なレジデンス滞在
2016年 バンブー・カーテン・スタジオ、台北
2015年 黄金町アーティスト・イン・レジデンス、黄金町エリアマネジメントセンター、横浜
2014年 MMCAレジデンシー・コヤン、韓国
彼女の作品/プロジェクトは、観察者として彼女がある特定の社会でキャッチした小さな疑問から始まり、日常生活の中で個人に密かに作用する、その疑問を横断する具体的な装置を見つけ出そうとしている。彼女は、「良い/悪い」や「真実/偽り」といった、私たちが固く信じているものを断ち切りたいと考えている。
「Memories Project」は、社会的な枠組みを作り出す装置である言語を扱う。このプロジェクトでは、消滅しつつある言語に関する個人の記憶を収集する。二度の世界大戦を経て、アジア大陸は劇的な社会的変化を遂げ、多くの言語が失われた。これは、世界の様々な地域で今もなお起きていることだ。同じような歴史を共有するアジアもまた、多くの地域で現地語が次第に失われていく状態を目の当たりにしており、国や人種は違えど、この共通の喪失体験は意味深い形で彼らを結びつけている。
《The Ghost, Sea, and Möbius Loop》
2022年、2チャンネルFHDビデオインスタレーション、ステレオサウンド、8分59秒
《The Ghost, Sea, and Möbius Loop》Kimhongdo Museum展示風景
2022年、2チャンネルFHDビデオインスタレーション、ステレオサウンド、8分59秒
《The Person Who Can Wear This Golden Shoe》
2021年、1チャンネルFHDビデオ、ステレオサウンド、13分13秒
《The Perfect Harmony》
2019年、4チャンネルFHDビデオインスタレーション、ステレオサウンド、5分14秒
《Korean Dictation Test_You Will Have to Answer the Questions You Hear》
2019年、4チャンネルFHDビデオインスタレーション、ステレオサウンド、5分26秒