プロフィール
1980年生まれ。2005年に東京藝術大学大学院 先端芸術表現専攻を修了。 平成17年度文化庁新進芸術家海外研修制度研修員としてアメリカ滞在。近年の主な個展に「Plastic Flux」(2009年、Lower Akihabara)。主なグループ展に「東京藝術発電所」(2011年、東京藝術大学)、「堂島リバービエンナーレ」(2011年、堂島リバーフォーラム)、「松戸アートライン・プロジェクト」(2010年、松戸市)、「Vivid Material」(2008年、東京藝術大学)。
自然現象や生態系などへの関心に基づき、水をモティーフとした平面作品およびインスタレーションを展開。 震災以後、電力問題や自然災害をふまえながら21世紀のエネルギーのあり方を提示するプロジェクトを、他のアーティストとの協働で展開している。
作品/パフォーマンスについて
近年は自然現象や生態系、エネルギーなどに関心を寄せています。「環境の世紀」になるであろう21世紀において、アートが人間的なスケールを超えて、ミクロ・マクロ双方における自然的なものを作品に巻き込むこと、そしてそこから人間という存在を再考していくことを目指し、制作活動に取り組んでいます。とりわけ地球上で様々な生態系を貫いて循環する「水」を主なモティーフとして扱いながら、平面作品やインスタレーションを展開しています。
《東京藝術発電所》2011、ミクストメディア、サイズ可変
《Exform》2011、ミクストメディア、6×2×7m
《無人島に降る雨》2010、ミクストメディア、3.6×1.8×3m
《Plastic Flux》2009、ミクストメディア、1500×2850mm