池田剛介

レジデンス・プログラム

二都市間交流事業プログラム(派遣)

更新日:2019.11.7


池田剛介

参加プログラム 二国間交流事業プログラム(派遣)
活動拠点日本
滞在都市メルボルン
滞在期間
2012年5月 - 2012年8月
滞在目的

私は震災以後、様々なアーティストと協働で、21世紀のエネルギーのあり方を模索するプロジェクトを進めています。アート・コースのある工科大学でのレジデンスという環境は、私の問題意識を共有し、展開させる上で大きなアドバンテージとなるはずです。さらにオーストラリアでは昨年のブリスペンでの洪水被害の記憶が新しく、自然災害への関心を共有しうると考えています。オーストラリアという独特の環境をもった場所で、アートのあり方や人間と自然との関係を再考しながら、エコシステムやエネルギーへの関心に基づいた私の活動をさらに展開したいと考えています。

滞在中の活動

今回の滞在では、2011年のブリスベンでの洪水の経験がどのように受け止められているのかについて、日本での震災の出来事をシェアしながらリサーチを行います。さらに日本で展開している、3.11以後のエネルギーの問題を考えるプロジェクトを紹介しつつ展開します。レジデンス先であるRMITのクリエーターやエンジニア、学生とともに、発電を軸とした企画を立ち上げ、震災以後の東京の状況やエネルギー問題を共有するきっかけとしたいと思います。 最終的に、これらのリサーチやプロジェクトの成果をふまえ、周辺環境や水の循環を扱ったインスタレーション作品を制作する予定です。

クリエーター情報

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