久松知子

久松知子

HISAMATSU Tomoko

プロフィール

1991年三重県生まれ。埼玉県を拠点に活動。画家。
2017年東北芸術工科大学修士課程日本画領域修了。2019年同大学院博士課程中途退学。
2022年ポーラ美術振興財団の若手芸術家の在外研修助成派遣でニューヨークに滞在。

主な展覧会:
2024年「カンヴァスの同伴者たち 高橋龍太郎コレクション」山形美術館
2023年「Everyday Postcards from New York to Tokyo」トライギャラリー、東京
2023年「シン・ジャパニーズ・ペインティング 革新の日本画」ポーラ美術館、箱根
2022年「芸術の流通」三越コンテンポラリーギャラリー、東京
2018年「ARKO2018 久松知子展」大原美術館、倉敷

受賞歴・助成など:
2022年「公益財団法人ポーラ美術振興財団在外研修助成」(研修先:アメリカ合衆国)
2015年「第7回絹谷幸二賞」奨励賞
2014年「第18回 岡本太郎現代芸術賞」岡本敏子賞

作品 / パフォーマンスについて

アートの権力、制度、経済そして歴史を関心の対象とし、その地域的な差異あるいは共通言語の存在を探るべく、さまざまな土地を移動しながら具象絵画とドローイングを中心に制作。作品の所有や流通も含め、絵画を含めた芸術が人々にもたらすものを美学的な経験を超えて、社会的なコネクションを持つものであると捉えている。そのことに対する自己言及的な表現活動を行うこと、また具象的な物語絵画によってその世界の構造を伝えようとすることが私の芸術上の使命である。

《芸術の流通》2022年、H1,307xW1,632 (mm)、キャンバスにアクリル絵具

《〈美術〉の神様》2017年・2019年、H2,300×W1,800 (mm)、キャンバスにアクリル絵具、岩絵具、他
高橋龍太郎コレクション所蔵

《物語との距離(2018、夏、倉敷)》2018年、H2,590×W4,860 (mm)、キャンバスにアクリル絵具
大原美術館所蔵、画像提供:大原美術館

《日本の美術を埋葬する》2014年、H2,260×W4,800 (mm)、木製パネルにアクリル絵具、岩絵具
西治コレクション所蔵

《三百円絵画》2020年-、各W176×H250 (mm)、紙、コラージュ、アクリル絵具、他

ページの先頭へ