Edd CARR
更新日:2023.4.17
1992年イギリス・ノースヨークシャー生まれ。リーズを拠点に活動。2022年ロイヤル・カレッジ・オブ・アート現代美術修士課程修了。
アーティスト兼リサーチャーとして活動している。カーの作品は、持続可能なプロセスを用いて、人間の生態系危機に対する分裂した関係を表現している。また、環境に配慮した写真現像を研究する世界初の組織「The Sustainable Darkroom」の共同ディレクターも務める。
主な展覧会
2023年「Leeds Artist Show」Leeds Art Gallery、リーズ、イギリス
2022年「I’d Rather Be Your Enemy」 Grove Collective、ロンドン
2022年「Hungry Hearts」 The Garden Cinema、ロンドン
2022年「Experimental Film East Anglia」Number 47、ノリッジ、イギリス
2022年「Panic!」 The Tetley、リーズ、イギリス
受賞歴
2021年「CIRCA x Dazed Class of 2021 filmmakers」ファイナリスト
2017年「Innovation Award」Experimental Film East Anglia
「Channel 4 Random Acts Award」 受賞
カーの作品は、伝統的な環境保護活動を覆している。人間以外の自然を映像のプロセスに直接取り入れることで、ありふれた人間の経験、生態系危機の経験、脆弱な生命の網の中にいる私たちの存在との間の類似性を描き出す。この触覚的な映像制作のアプローチは、持続可能な実践という再生倫理に基づきながら、環境映画に欠けている直接的な生態系体験を反映している。
人間以外の自然と私たちの関係が、どのような根源的な信念体系によってもたらされているのか、また、それらが自然中心主義的な未来を見据えてどのように形成されるのか、ということをコンセプトにしている。
《Lepidoptera》のスチール
2022年、映像、 サイアノタイプの土の組み合わせ
《DOGS ON FIRE》のスチール
2022年、映像、廃棄物に印刷
《YORKSHIRE DIRT》のスチール
2022年、映像、土に印刷
《RETURN OF THE WOLF》のスチール
2022年、映像、アントシアンプリント
《HERE COMES THE WILDFIRE! 》のスチール
2022年、映像、ウェットルーメンプリント