山城知佳子

山城知佳子

YAMASHIRO Chikako

更新日:2022.3.18

氏名
山城知佳子
ジャンル
ヴィジュアル・アート
メディア・アート
ウェブサイト
http://ycassociates.co.jp/artists/2019/03/20/218/
参加プログラム
Tokyo Contemporary Art Award / 授賞式 (2020年3月 - 2020年3月)
Tokyo Contemporary Art Award (2022年3月 - 2022年6月)
山城知佳子
プロフィール

1976年沖縄県生まれ。
2002年沖縄県立芸術大学大学院造形芸術研究科環境造形専攻修了。

主な展覧会
2021年 「山城知佳子 リフレーミング」(東京都写真美術館)
2020年 「彼女たちは歌う」(東京藝術大学 美術館陳列館)
2019年 「話しているのは誰?現代美術に潜む文学」(国立新美術館、東京)
2018年 「京都国際舞台芸術祭:展示「土の人」、パフォーマンス「あなたをくぐり抜けて―海底でなびく 土底でひびく あなたのカラダを くぐり抜けて―」
     (京都芸術センター)
2018年 「Shapeshifter」(White Rainbow、ロンドン)

受賞歴
2022年 「第72回 芸術選奨」文部科学大臣新人賞
2020年 「第31回 タカシマヤ美術賞」(公益信託タカシマヤ文化基金)
2018年 「第64回オーバーハウゼン国際短編映画祭」ゾンタ賞
2018年 「Asia Pacific Breweries Foundation Signature Art Prize 2018」大賞ノミネート(シンガポール美術館)
2017年 「Asian Art Award 2017 supported by Warehouse TERRADA」大賞 

作品/パフォーマンスについて

東アジア地域で取り残された人々の声、体、魂を探りつつ、アイデンティティ、生と死の境界、歴史的記憶の移り変わりのテーマを訴えて来た。生まれ育った沖縄の地理的政治的状況と歴史はアーティストとしての活動に強力なモチベーションと要素を与えた。詩的イメージとストーリーを通じて、被抑圧者の見過ごされ、聞き過ごされた声や肉体、魂を伝え、自然と人間、自己と他者の和解の方法を探ろうと試みて来た。私は写真とビデオを自分の体や他者の体を使う作品のために使用するが、それらはリアリティと想像の世界の境界を曖昧にし、なおかつ複数の意味をイメージと鑑賞者の間に生み出せると信じるからである。ファウンドフッテージの再活用、ボイスパフォーマーの採用、マルチチャンネルのスクリーンの使用など、さまざまな映像製作の技術を試みながら、映像の潜在性とパフォーマビリティの可能性に挑戦し続けている。

《チンビン・ウェスタン 家族の表象》、2019、ヴィデオ
 ⓒ Chikako Yamashiro, Courtesy of Yumiko Chiba Associates

《土の人》、2016年版、3 面ハイヴィジョン・ヴィデオ・インスタレーション 協力 あいちトリエンナーレ 2016
 ⓒ Chikako Yamashiro, Courtesy of Yumiko Chiba Associates

《創造の発端―アブダクション/子供-》、2015、ヴィデオ
 ⓒ Chikako Yamashiro, Courtesy of Yumiko Chiba Associates

《沈む声、紅い息》、2010、ヴィデオ 
 ⓒ Chikako Yamashiro, Courtesy of Yumiko Chiba Associates

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