TAKAISHI Akira
更新日:2019.8.14
1985年神奈川県生まれ、東京都を拠点に活動。2010年武蔵野美術大学大学院美術専攻油絵コース修了。
2016−2017年シテインターナショナルデザール(フランス)滞在。
最近の展覧会
「下降庭園」個展、clinic、東京、2019
「紅櫻公園芸術祭」グループ展、紅櫻公園、札幌、2018
「三つの体、約百八十兆 細胞」グループ展、Maki Fine Arts、東京、2017
「Last One Out Turn Off The Light」グループ展、galerie l'inlassable、パリ、2017
「地下水脈」個展、Maki Fine Arts、東京、2016
受賞歴
武蔵野美術大学パリ賞(2016)
ある閉鎖された空間を設定したうえでそこに穴を穿ち、作品として提示しています。閉鎖空間は絵画に描かれた空間や現実空間のインスタレーションとして扱われますが、それは内部と外部を作り出すフレームであり、人の意識や知覚の構造のモデルとしても考えることができるでしょう。密室・地下室・牢獄などの形で現れる閉鎖的な空間が穴・通路・階段などの構造によって異なる空間に接続された状態を作り出すことで「密室の有限な条件をつきやぶり、外部との通路を発見する」(中原佑介『密室の絵画』)ことをもう一度試みたいと思います。
≪Bend≫、2018年 穴、地面 810x535x205cm 協力: Solitoncom Co
≪Bend≫、2018年 穴、地面 810x535x205cm 協力: Solitoncom Co
≪Little Bend≫、 2019年 穴、地面 113x118x175cm
≪Little Bend≫、2018年 穴、地面 810x535x205cm
≪Steps≫、アクリル、キャンバス
≪Corner≫、 アクリル、キャンバス