ネストール・シレ

ネストール・シレ

Nestor SIRÉ

プロフィール

1988年キューバ生まれ。ハバナを拠点に活動。
Museo Nacional de Bellas Artes(ハバナ)、Queens Museum(ニューヨーク)、Rhizome(ニューヨーク)、New Museum(ニューヨーク)、「アルス・エレクトロニカ」(リンツ)、Hong-Gah Museum(台北)、「トランスメディアーレ」(ベルリン)、Photographers’ Gallery(ロンドン)などで作品を発表。「ハバナ・ビエンナーレ」、「光州ビエンナーレ」、「クリチバ・ビエンナーレ」、「ワルシャワ・ビエンナーレ」、「アスンシオン・ビエンナーレ」などに参加。

主な展覧会
2023年「TheWrong Biennale」Unarchive Pavilion、グラーツ、オーストリア
2023年「Made in Taiwan | 台灣製造」Chinese American Museum of Chicago、シカゴ
2023年「MEMORIA, Aksioma」Institute for Contemporary Art、リュブリャナ、スロヴェニア
2023年「Out of Scale」(「トランスメディアーレ」)Akademie der Künste、ベルリン
2022年「第2回ワルシャワ・ビエンナーレ」

助成
2023年「Ignite Fund Grant」3Arts and Andy Warhol Foundation、シカゴ
2022年「CrossCulture Programme」IFA、ドイツ
2018年「Media Arts Assistance Fund Grant」ニューヨーク州芸術評議会

作品 / パフォーマンスについて

シレは、情報や商品を流通させる非公式な方法、欠乏に直面したときの社会的創造性の形態、そうした実践を形成するコミュニティや人的基盤に関心を持つ。彼のプロジェクトは、オルタナティブ・ネットワーク、非公式経済、権力構造に関連している。特に、母国キューバのデジタル文化に現れたオルタナティブな戦略、つまり今日のインターネットを支配するグローバルネットワークから祖国が切り離されたことへの反応に注目している。
このようなプロセスの結果、彼は、インタラクティブなインスタレーション、ダイアグラム、特定のハードウェアやソフトウェアの開発、彫刻、ビデオ、インターヴェンション、公共空間でのアクションやオブジェを含むマルチメディア展示の形をとる学際的なコラボレーションに取り組んでいる。

《Made in Taiwan |台灣製造》2023年 / Cathy Hsiao氏とのコラボレーション作品、人工的なデザインの磁器彫刻
Chinese American Museum of Chicago「Spotlight Series」(2023年)における企画作品

《A-Series》2023年 / Cathy Hsiao氏とのコラボレーション作品 、A4サイズのアルマイトプレート、再生プラスチックにプリントされた3Dモデル、AI生成によるデザインの磁器チップ
Chinese American Museum of Chicago「Spotlight Series」(2023年)における企画作品

《MEMORIA》2023年 / Steffen Köhn氏とのコラボレーション作品、4チャンネル・ビデオ、センター・サーバー、カスタム・ハードウェアおよびソフトウェアを備えた拡張シネマ・インスタレーション
Aksioma Institute for Contemporary Artとの共同制作作品(2023年)

《Fragile Connections》2022年 / Steffen Köhn氏とのコラボレーション作品、3つのシンクロナイズドビデオ、オフライン・ウェブ・サーバー、ウォール・グラフィック、ステッカーおよびDIY WIFIアンテナからなるインタラクティブ・インスタレーション
ワルシャワ・ビエンナーレからの委嘱作品(2022年)

《CubaCreativa [GUARAPERA]》2022年、マルチメディア・インスタレーション(ビデオ、グラフィック・デザイン、技術プラン、ドローイング、3Dプリントされたプロトタイプ)
「CubaCreativa project」(2014年~)における企画作品
Musée d'art de Rouyn-Noranda(ケベック)「Site de Rencontre avec l'art」展での展示風景

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