森下周子

プロフィール

金沢市出身。東京芸術大学音楽学部作曲科、同大学院修士課程修了。現在イギリスのハダースフィールド大学大学院在籍、Liza Lim、Aaron Cassidyに師事。International Ensemble Modern Academy(2005, 2008)、TWS Australian contemporary music academy(2007)などに参加。Adalbert Skocicリサイタル、同時代音楽塾、hyb.project (vol.1&2)など各団体からの委嘱を含む作品は、「アジア音楽祭」(2003) 、「VOICEー現代日本の作曲家と出会うー」(2006)、「signs by ELISION」(2009)など、日本とイギリスのフェスティバル、コンサートで演奏されている。また、B.A.Zimmermanのオペラ「軍人たち」日本初演(2008)や、現音作曲コンクール(2008,2009)、サントリーサマーフェスティバル(2009)、武満徹作曲賞(2009,2010)などにおける国内外の作曲家作品の世界／日本初演など、ピアニストとしての演奏活動もさかん。今年２月には'"ma" - the heart of silence'と題した論文がCeReNem Online Journalにて発表された（http://www2.hud.ac.uk/mhm/mmt/research/cerenem-journal/issue-1.php）。今プログラムを含む２０１０年夏期の製作、演奏、リサーチ活動は、ハダースフィールド大学より助成を得ている。

作品/パフォーマンスについて

近年はパフォーマーの内部状態と形として現れる音楽の関係に興味をもち、演奏家との共同作業により作品制作を行っている。現在Timothy O'Dwyer（サックス）、Richard Haynes（クラリネット）、Andreas
Andreas Bohlen（リコーダー）& Tobias Guttmann（打楽器）デュオとのプロジェクトが進行中。

ジャワ・ガムラン・アンサンブルのための 'The realm of dream' (2009)　楽譜（抜粋）

Realm of dream for Javanese Gamelan ensemble
1. 2009, ensemble WASABI performance

 

'Hair'varitaions for alto saxophone
2010, excerption from the score