KIM Sajik
更新日:2024.8.29
1981年京都生まれ。京都を拠点に活動。2005年成安造形大学卒業。
写真家として活動しながら、活動の一環として、韓国舞踊家 金一志の下に師事。 韓国伝統芸能を学びながら、ディアスポラに代々継承されていく歴史・民族精神のトラウマから生まれる新たな可能性を探っている。
主な展覧会・活動
2024年「やんばるアートフェスティバル2023-24」大宜味村喜如嘉保育所会場、沖縄
2023年「世界水泳選手権2023福岡大会記念展 水のアジア」福岡アジア美術館
2022年 パフォーマンス「よんほんあしのうた、にほんあしのダンス」UrBANGUILD、京都
2022年「山に歩む舟」PURPLE、京都
2020年「白の虹 アルの炎 」THEATRE E9 KYOTO
受賞歴
2022年「第40回(令和3年度) 京都府文化賞」奨励賞
2022年「第9回統一全国総合芸術大会」 長官賞(舞踊部門)、韓国
2016年「第39回写真新世紀」グランプリ、キヤノン
日本社会における自身のコリアン・ディアスポラの身体性・精神的アイデンティティの自覚から活動を始める。活動は植民地、戦争、差別といった負の歴史のトラウマと向き合うことでもあり、ディアスポラに継承されるトラウマから回復しようとする人間の力―肉体、精神、両方の力―の可能性をコンセプトとしている。 また、韓国舞踊を師のもとで学びながら、コミュニティの中で継承されていく風習や芸能に人々が心を委ねる理由も探っている。
《AMA -ウィルスとおよぐ-》2023年、映像
《よんほんあしのうた、にほんあしのダンス》 2022年、パフォーマンス風景
《二匹の出会い》(《AMA》シリーズより) 2020年
インクジェットプリント、アルミニウムマウント、額、100 x 80 cm
個展「白の虹アルの炎」展示風景 / 写真: 麥生田兵吾
《女たちは旅に出、歌と肉を与えた》(《物語》シリーズより)2020年
インクジェットプリント、アルミニウムマウント、額、100 x 50、160 x 109、100 x 50 cm
《結婚》(《物語》シリーズより)2020年、インクジェットプリント、アルミニウムマウント、額 100 x 80cm