カティ･ホファー

プロフィール

1981年オーストリア・ハライン生まれ。ベルリン、ウィーンを拠点に活動。2010年ウィーン美術アカデミー修士課程（美術・写真専攻）修了。

主な活動歴：
2022年「Blood and Guts in Grad School」Winona、ブリュッセル
2022年「Schindler House: 100 Years in the Making」MAK Center for Art and Architecture、ロサンゼルス
2022年「Pictures」Gabriele Senn Gallery、ウィーン
2021年「Stampede」Horse & Pony、ベルリン
2021年「Arbeiterinnen verlassen die Fabrik」Kunstraum pro arte、ハライン、オーストリア 

主な受賞歴：
2018年「State Award for Visual Art」オーストリア芸術・文化・公務・スポーツ省
2016年「Artists & Architects-in-Residence-Program」MAK Center for Art and Architecture、ロサンゼルス/ウィーン
2013年「Kardinal König Art Award」Kardinal Koenig Art Fund、オーストリア

作品/パフォーマンスについて

メディアを超えたコンセプチュアルな作品を制作している。日常的な創造性のあり方とその特有の自由と制約、また芸術作品と個人史との関係に関心を持っている。インスタレーションは、彼女が生まれ育った環境や、現在生活している環境における役割や価値観を強く決定づけた、イメージや物語、慣習、ファウンドオブジェクトで構成されている。インスタレーションに加え、近年は、非物質的な実践や、収集した物語や理論にまつわる肉声やテキストを記録する実験的な形式のストーリーテリングに取り組んでいる。さらに彼女は、公共またはセミプライベートな空間で、観客なしで行われる刹那的なパフォーマンスを開始した。パフォーマンスでの行為は、映像や写真による記録の中でのみ現れる。