Sonia FERNÁNDEZ PAN
更新日:2025.1.6
スペイン北部生まれ。ベルリンを拠点に活動。2007年MACBA美術館のIndependent Studies Program (PEI)修了。
著述家、ディペンデント(誰かを頼りがち)なインディペンデント・キュレーター、ポッドキャスト司会者、とりとめなく考える人、会話の聞き役。
主なキュレーション、著作、他企画
2020年- ポッドキャスト・トーク 「The tale and The Tongue」Institute Art Gender Nature FHNW Academy、バーゼル
2023年『The ultimate dancers』Institute Art Gender Nature FHNW Academyの部署Wild Papers発行のオンライン出版シリーズ、バーゼル
2022年『Edit』Caniche Editorial publishing house発行、スペイン
2021-2022年「You Got To get In To Get Out」(Carolina Jiménezとの共同キュレーション)La Casa Encendida、マドリード
2019年「Dazwischen」(Lucrecia Daltによる単独インスタレーション) Mies Van Der Rohe Pavillion/ SonarFest、バルセロナ
フェルナンデス・パンは批評的な熱意に駆り立てられ、アートと音楽、両シーンの間において共有されることと共有されないことを探求していることが多い。踊ることと友情に突き動かされ、上記が実現する場面に立ち会っている。近著『Edit』は、批評的内省と長年に渡り数多くのダンスフロアに立って身体をくたくたにしたことにより得られたものを一連の文章として構成し直したものである。近年、ポッドキャスト・シリーズ「The Tale and The Tongue」で司会を務め、そこで話された、心の底から出てきた考えに光を当て、現在進行形の世界から得られた洞察を拾い上げている。またキュレーションを「拡張された会話」と捉え、グループ展/個展も、1年を通して行われるプログラムも、ポッドキャスト・シリーズ、パフォーマンス・イベント、話されたり書き記されたりしたエッセイ、ワークショップ、蒐集書籍、身体経験の文章化(embodied writing)、音楽を伴うストーリーテリングも、「拡張された会話」が具現化したものであると考えている。
『Edit』2022年、Caniche Editorial発行
Roger Serret i Ricouが一夜踊り明かした後に撮影・提供した写真
「You Got To Get In To Get Out」展よりRubén Griloの作品《Orb》2021年、4K垂直ビデオ、ループ再生
展示設営中に撮影された写真
「You Got To Get In To Get Out」展覧会ポスター (デザイン:テラジマ・ケンタロウ)
展示設営中に撮影された写真
2024年のポッドキャスト放送「The Tale and The Tongue」のために行った浅沼優子との対談中に撮影された写真