アンナ・ベルニス・デロス・レイエス

アンナ・ベルニス・デロス・レイエス

Anna Bernice DELOS REYES

更新日:2022.7.8

氏名
アンナ・ベルニス・デロス・レイエス
ジャンル
キュレーション
その他 (ライター、文化プロデューサー)
ウェブサイト
https://www.satahanan.co
参加プログラム
芸術文化・国際機関推薦プログラム (2022年7月 - 2022年7月)
オープン・スタジオ (2022年7月 - 2022年7月)
アンナ・ベルニス・デロス・レイエス
プロフィール

1997年フィリピン生まれ。ドバイ、マニラ、ベルリンを拠点に活動。2020年ニューヨーク大学アブダビ校(社会調査学・公共政策専攻、演劇専攻 (副専攻:現代芸術))卒業。
ドバイとベルリンにおいて多分野の芸術文化が関係するプロジェクトを実践している。ドバイにおける移民や、受容性を促すアイデンティティ・ポリティクスに関する展覧会のキュレーションを担当するほか、近年は「Vice」「The National」「Global Art Daily」にて執筆活動を行う。ベルリンを拠点とする広報局「Send/Receive」にて現代芸術における情報発信とリサーチ活動に従事。

主な活動
2022年 webメディア「Vice Asia」にて記事「Living Marcos’ Martial Law Through My Parents’ Eyes」を執筆、マニラ
2022年 『Art of the Emirates Ⅱ,” Abu Dhabi Music and Art Foundation』執筆(一部)、アブダビ
2021年 展覧会「In Response to Solastalgia」キュレーション、Maisan15、ドバイ
2021年 展覧会「After the Beep」キュレーション、Satellite(Alserkal Avenue内)、ドバイ
2020年 展覧会「Sa Tahanan Collective: Exhibition 01」キュレーション、Warehouse 44(Alserkal Avenue内)、ドバイ

受賞歴
2022年 国際交流基金 アートジャミール キュレトリアルエクスチェンジ
2016年-2020年 ニューヨーク大学アブダビ校 フルメリット奨学金

活動について

デロス・レイエスは、自身の質的調査と、パフォーマンスアートの実践と理論を学んだ経歴から、学際的な活動を行うようになった。キュレーションにおいては、展覧会がいかに議論の場となり、物語を語ることを通じていかに社会的な影響を生み出せるか、そしてキュレーションが、遊び心を備えた実験的な活動にいかになりうるかを継続的に問い直している。執筆活動においては、私的な物語の共有がいかに理解や共感を生み出すかについて思考を巡らせている。フィリピン人移民としての自身の経歴から、移民やディアスポラを取り巻く物語や褐色人種の脱西洋化と脱植民地化にまつわる思想に最も関心を寄せている。文化プロデューサー・活動家としては、アーティストのAugustine Paredesとともにフィリピン人アートコレクティブ「Sa Tahanan Co」を運営している。2020年に結成されたこのコレクティブは、フィリピン人アーティストのための包括的なプラットフォームの形成と、文化機関とフィリピンの才能ある人々とを橋渡しすることを目指している。

展覧会《In Response to Solastalgia》(Maisan15、ドバイ、2021年11月)の展示風景.
作品はMays AlbeikとReem Falaknazによる
Photography by Zeashan Ashraf

公開プログラム《Filipino Poets and Pacita Abad: Glorious and Gilded in Gold》(ジャミール・アートセンター、ドバイ、2022年1月)
フィリピン人アーティストPacita Abadによる展示会場での詩の朗読
Photography by Augustine Paredes

展覧会《Sa Tahanan Collective Exhibition 01》(Warehouse 44(Alserkal Avenue内)、ドバイ、2020年12月、共同キュレーター:Augustine Paredes)における展示風景
作品はAugustine Paredes、Cholo Juan、Kimberly Elliott、Angel-O、Mox Santos、Nicolas Roa、Elle Battungによる
Photography by Augustine Paredes

展覧会《After the Beep》(Satellite(Alserkal Avenue内)、ドバイ、2021年8月、共同キュレーター:Sarah Daher)における展示風景
作品はSofia Basto、Solimar Miller、Rami Farookによる
Photography by Maria Daher

施設紹介
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