ミルテ・ボガート

プロフィール

ノルウェーとベルギーを拠点に活動するダンス・アーティスト。2014年Høyskole for Dansekunst in Oslo卒業、2018年Performing Arts Research and Training Studios (P.A.R.T.S.、ブリュッセル) Research Studiosプログラム修了。
他のアーティストと頻繁にコラボレーションを行い、その創造の過程においては政治的な側面を特に重視している。

主な公演・活動
2024年「Grazing (work-in-progress)」BIT Teatergarasjen、ベルゲン、ノルウェー
2023年「Re~Percussion」Henie Onstad、オスロ
2022年「REtransLATE」BIT Teatergarasjen、ベルゲン
2022年「Walking, Talking Minerals」O-Overgaden、コペンハーゲン
2022年「The Rehearsal」Théâtre Brétigny、ブレティニー＝シュル＝オルジュ、フランス

助成
2024-2025年 Statens Arbeidsstipend (Government Grants for Artists、ノルウェー)
2021-2023年 Statens Arbeidsstipend for yngre/nyetablerte (Government Grants for Artists、ノルウェー）

作品 / パフォーマンスについて

ミルテ・ボガートは、身体や動き、物体、音、光、文章を統合する学際的なパフォーミング・アート・プロジェクトにおいて創作とコラボレーション活動を行っている。変換と凝縮を創作における戦略とし、多様なメディアと絡み合いながら作品として統合していく。彼女の活動の核心にあるのは身体とその動きであり、日々の生活の中での観察からひらめきを得ている。目の動きや息づかいといったごく小さな細部と、それらが持つ、動く身体に複層的な解釈を創出させる効果に特に関心を持つ。人間の関係性や音、動きに感じた魅力を手掛かりに、根源的な要素としてのリズムとともに、同時に起こる創造を探索する。