プロフィール
ピラル・アルバラシン(1968年セビリア生まれ)/美術学士。以下の美術館やアートセンター、財団にて展覧会の実績がある:パリのFoundation Maison Rouge(メゾン・ルージュ財団)、ドイツのKunstmuseun Bonn(ボン美術館)、テッサロニキのMacedonian Museum of Contemporary Art(マケドニア現代美術館)、ニューヨークのPS1 MOMA、ベルリンのHamburger Bahbhof(ハンブルガー・バーンホフ)、ストックホルム Magazine3, Stockholm Konsthall(ストックホルム美術館Magazine3)、ワルシャワのZacheta Narodowa Galeria Sztuki、イスタンブールのIstanbul Modern Sanat Müzesit、ニューヨーク Brooklyn Museum(ブルックリン美術館)、スイスのCentre d'Art Contemporain Geneva(ジュネーブ現代アートセンター)、リンツ(オーストリア)のCentrum fur Gegenwartskunst、ヘルツェリア(イスラエル)のHerzliya Museum of Contemporary Art(ヘルツェリア現代美術館)、ベルリンのKW Institute for Contemporary Art、オクスフォードModern Art Oxford。
また以下のビエンナーレに招待された:第51回国際美術展覧会ベネツィア・ビエンナーレ、I Moscow Biennale of Contemporary Art(第1回モスクワ現代アートビエンナーレ)、I Bienal Internacional de Arte Contemporáneo de Sevilla(第1回セビリア国際現代アートビエンナーレ)、V Biennale de Sào Tomé e Principe(第5回サントメ・プリンシペ・ビエンナーレ)、Western China International Art Biennale(西中国国際アートビエンナーレ)。
作品/パフォーマンスについて
私の作品では、日常の人類学のなかに心理的にまたは破壊的に引き込まれることを通じて、優勢なストーリーの分析や日常のアンダルシア人のアイデンティティを示す決まり文句(クリシェ)に焦点を当てている。民話や大衆文化、食事作法、信仰されている神話、また権力の分配や闘牛などの共同体のお祭りにおける女性の役割は、私の考えを反映する鏡によって批判的に歪められている。ユーモアを通して、クリシェの持つ偽のモラルを取り除き、固定観念を潰し、アイデンティティとは変化しないものだと考える本質主義を攻撃する。