ジェニファー=マーリン・シェーラー

レジデンス・プログラム

二都市間交流事業プログラム(招聘)

更新日:2025.1.24

ジェニファー=マーリン・シェーラー

参加プログラム 二都市間交流事業プログラム(招聘)
活動拠点バーゼル
滞在都市/滞在先東京
滞在期間2025年1月 - 2025年3月
滞在目的

悲しむことの儀礼と手法に関するこれまでの自身のリサーチを引き続き行うつもりである。伝統的な悲しみ方とデジタルな悲しみ方が異文化間でどのように異なったり似通ったりしているか、また実在の人物と架空のキャラクターがそれぞれ亡くなった際に悲しみ方がどのように変化するか、について関心を持っている。架空のキャラクターに対して悲しむ人々は「ファン」であるが、日本には自身も関わりを持ちたいと願うとりわけ豊かで独自の「ファン」文化がある。「ファン」の世界と悲しむことはいずれもジェンダー的な振る舞いと結びついており、それゆえ日本のジェンダー表現は―伝統的なものから、現在広く好まれているもの、クィアなものまで―自身の探求したい分野である。

滞在中の活動
  • 悲しむことの儀礼と手法についてリサーチを行う。デジタルとリアルの両方で喪に服す場所を訪ねる。本を読み、人と話す。
  • 日本の「ファン」文化やゲーム文化とつながりを持つ。
  • メイドカフェとマッチョカフェを訪ね、日本のジェンダー表現を探る。
  • 新たなビデオ作品に向けたスケッチをつくる。
  • リサーチと並行した手作業解いて日本の銀工芸を学ぶ。

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