山田 悠

レジデンス・プログラム

二都市間交流事業プログラム(派遣)

更新日:2024.8.29

山田 悠

参加プログラム 二国間交流事業プログラム(派遣)
活動拠点東京
滞在都市/滞在先ロサンゼルス/18th Street Arts Center
滞在期間2024年4月 - 2024年6月
滞在目的

私たちが普段無意識に正しいと認識している(しかし歴史的に権力の象徴でもあり得る)時間や時刻のルールとシステムについて改めて考え直し、自分たちのアイデンティティと場所について考察するパブリックアートとして日時計をつくるプロジェクト《Sun of the City》の実施を計画している。また、その制作プロセスを公開、記録する。

滞在中の活動
  • 街のランドスケープのリサーチ
  • 壁画として(もしくは別の手段で)サイト・スペシフィックな日時計の実現
  • 制作プロセスや制作意図を地域コミュニティや住民と共有
  • 制作プロセスの記録
滞在中に行ったリサーチ及び制作活動

時間や時刻のシステムとその歴史的象徴性を再検討すると共に、ロサンゼルスの街のランドスケープをリサーチした。18th Street Arts Centerでプロジェクト「Sun of the City」を壁画として制作した。またその過程で実験的に始めた《Handwriting of the Construction Site》(仮)のプロトタイプを行った。6月にオープンスタジオと「Sun of the City」の公開イベント「“Sun of the City” Mural Opening」を行った。

滞在の成果

予定していたプロジェクトを実現することができた。実現の過程で多くの人に出会い、サポートしてもらったことが良い経験だった。また、リサーチ・制作の過程で別の作品のプロトタイプを作ったり、新しい作品のアイデアが生まれたので今後発展させていきたい。今回約3ヶ月間滞在をしてみて、今後もっとアメリカでの活動の可能性を模索したいと感じた。

「Sun of the City (Santa Monica)」2024年

「Sun of the City (Santa Monica)」2024年

《Handwriting of the Construction Site》(プロトタイプ)2024年、拾った針金

《Handwriting of the Construction Site》(プロトタイプ)2024年、拾った針金

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