更新日:2024.1.31
参加プログラム | キュレーター招聘プログラム |
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活動拠点 | ビエンチャン |
滞在都市/滞在先 | 東京 |
滞在期間 | 2024年1月 - 2024年3月 |
現代アートの発展におけるキュレーターの役割に焦点を当て、日本のキュレーターが現代アートの分野でどのような仕事をしているのか、ケース・スタディを行う。現代アートの世界においてキュレーションの実践が注目されるようになったのは、制度的な官僚主義、市場原理、芸術的表現、大衆の嗜好の間を仲介することの重要性が高まったからである。言い換えれば、キュレーターは現代アートの発展において重要な役割を担っている。
本リサーチの目的は、現代アート、特にニュー・メディア・アートの新興分野における日本のキュレーターの実践を調査し、アート・プロジェクトをキュレーションする際の彼らの本質的な役割と資質を理解することである。具体的には、今日の現代アートにおけるキュレーターの役割という観点から、日本文化におけるキュレーションの実践に携わり、実践的学習(美術館やアートスペースの訪問、キュレーターのアシスタント、アーティストとの共同作業、キュレーターやアーティストへのインタビューなど)と理論的学習(思考、コンセプトのアイディア、議論のための興味深いトピック収集、日本の現代アートの本や事例など)を行う。
さらに、異文化間交流を行うことで、日本とラオスでキュレーターという職業がどのように存続し、どのように仕事をしているのかを考える上で実りある思考につながるだろう。最も重要なことは今日のキュレーターの役割を確認することである。このプロジェクトは、私の視野を広げ、ラオスの現代アートに貢献する能力を強化できると信じている。