Viravong SUNDARA (VIRA)
更新日:2024.1.31
1994年ラオス生まれ、ビエンチャンを拠点に活動。2017年ラオス国立大学政治学部卒業。
ヴィラヴォング・スンダーラーは独学で活動するアーティストで、何かを語りかけるのではなく、対話するためのメディアとしての写真に情熱を注いでいる。高校在学中の2012年に写真を始め、現在に至る。並行して芸術のスキルを高めるために他のメディアも実践していたが、師と仰ぐ人物に出会い、突き動かされ2019年にキュレーション活動を開始。その後、ラオスにおけるアートの変化について地域社会に問いかける、「6+9=8 Beyond Infinitive Photo Exhibition」と名付けた自身の展覧会を開催した。
主な企画展覧会
2020年「Lao Art Season – Reveal Your Art Instinct」Mandala Hotel、ビエンチャン
2020年「6+9=8 Beyond Infinitive Photo Exhibition」Mandala Hotel、ビエンチャン
その他の近年の活動
2021年「Tenkawa Photo Contest」地域審査員、Cyclorama Studio、ビエンチャン
2019年「Fest Photography Contest」審査員、Neerada High School、ビエンチャン
2019年「Emerging Artist Fair-Fashion & Photography Training」Stella、ビエンチャン
東南アジアの現代アートはここ数十年、隆盛を極めているが、一般的に言及されているように、ラオスの現代アートに出会う機会は稀有なままである。多くの課題の中で、ラオスでキュレーションが実践されていないことを解消すべきであると考えている。2006年にロックフェラー財団の助成による「メコン芸術文化プロジェクト」のもと、初のキュレーション・ワークショップが開催されたものの、ラオスにはキュレーターはまだ1人しかいない。
彼は、キュレーター・トレーニング・プログラムのための理論的基礎を確立させ、後続の研究によりさらに発展させるすることを目的として現在リサーチを行っている。
「Lao Art Season - Reveal Your Art Instinct」2020年、Phonesavanh Saengphachanhの展示
「Lao Art Season - Reveal Your Art Instinct」2020年、ヴィラヴォング・スンダーラーによる写真ワークショップ
「6+9=8 Beyond Infinitive Photo Exhibition」2020年
Youth Sujipuli(ラオスのアーティスト・コレクティブ)による一般向けワークショップ、2020年