キム・ワルドロン

レジデンス・プログラム

二国間交流事業プログラム(招聘)

更新日:2022.10.12

キム・ワルドロン

参加プログラム二国間交流事業プログラム(招聘)
活動拠点モントリオール(ケベック)
滞在都市東京
滞在期間 2022年5月 - 2022年7月
滞在目的

私は、東京の人々が気候変動と戦うために何をしているかを記録し、 私自身が他の人々と一緒にこうしたアクションを行っている姿を写した写真のシリーズを作りたいと考えている。 私たちが文章や映画で作る物語のほとんどは、ヒーローを身近な道具として使っており、 多くの場合、一人の人間が悪党と戦い、困難を乗り越えて皆を救うという内容だが、 私は、このプロジェクトでヒーロー神話を解体することに興味がある。セルフポートレートを使い、 イメージの中に私自身が繰り返し登場することで、ヒーローに固執することがいかに不可能であるか、 いかにあり得ないことかを指摘する。

滞在中の活動
  • 気候変動と戦う東京の人々の行動についての調査
  • プロジェクト参加者にコンタクトを取り、出かけて写真撮影を行う
  • 《No Hero》プロジェクトの作品の中から写真を印刷し、オープン・スタジオで展示する
  • レジデンスに参加しているアーティストやキュレーターと交流する
滞在中に行ったリサーチ及び制作活動

TOKASでのレジデンス期間中、東京の人々がどのように気候変動との戦いに貢献しているかを探るプロジェクト「No Hero」に取り組んだ。様々な人たちが集団で行う重要な活動に参加し、写真に記録した。私は、セルフポートレートを使って、ヒーロー神話を脱構築することに興味がある。イメージの中で私自身の姿が何度も登場することにより、ヒーローに執着することがいかに不可能であり、あり得ないことであるかを示している。― 私たちを救うことができる人は誰もいないのである。

《Filtering Tempura Oil、有限会社 染谷商店》 2022年

《Production Plant、株式会社BDF》2022年

《Auction,、株式会社ナカダイ》2022年

《Showroom、株式会社モノファクトリー》 2022年

《Rice、特定非営利活動法人アーバンファーマーズクラブ》 2022年

《Honey,、渋谷みつばちプロジェクト &特定非営利活動法人アーバンファーマーズクラブ》 2022年

滞在の成果

「No Hero」のプロジェクトを日本で行ったことで、文化的背景が、人々が行う気候変動の取り組みにどれだけ影響を与えるかを認識することができた。このことについてより理解を深められるよう、他の場所でもこのプロジェクトを続けたいと思うようになった。 なお今回東京で撮影された写真は、2024年1月にExpression(Centre d'exposition de Saint-Hyacinthe)で行われる個展で展示する予定。

《Youth Climate Platform, 一般社団法人SWiTCH》 2022年

《Vegan Karaage、株式会社ブイクック》2022年

《Solar Panels、Fujisawaサスティナブル・スマートタウン》2022年

《Flower Compost、Mikiko Kamada》 2022年

《あだちシティコンポスト》 2022年

《Recycling Interior Design Materials, Eco Salon》 2022年

クリエーター情報

ページの先頭へ