更新日:2021.5.20
参加プログラム | 国内クリエーター制作交流プログラム |
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活動拠点 | 日本 |
滞在都市 | 東京 |
滞在期間 | 2021年5月 - 2021年7月 |
最初は来日するアーティストとの交流の中で自分の活動を見直し制作に集中し、新しい展開を期待していた。しかし新型コロナウイルスの影響で誰も来れなくなった。今は、オリンピックやコロナ禍で混乱する東京で自分と社会について考えたいと思う。そして作品をたくさん作りたい。
大きく分けて2つのリサーチと制作を行った。
1. コロナ禍でのレジデンスのアーティストの不在を背景に、かつて滞在したアーティストが残していった物などの痕跡から遡求的にその姿を求め、「イマジナリーアーティスト」として結実させようと取り組んだ。手法としてはインタビューが中心となった。
2. 彫刻のリサーチで、皇居周辺の彫刻、オリンピック関連の彫刻について取り組んだ。最終的に、大隈氏廣、藤田文蔵、高村光雲、後藤貞行の四人を取り上げ、映像作品を制作した。
制作した作品は3日間の展覧会で簡易的に発表した。個人的に見てもらいたいと思っていた人にも見てもらえて、満足している。
滞在計画ミーティングの様子
「イマジナリーアーティスト」リサーチ ©飯川雄大
第1回スタジオビジットの様子(袴田京太朗氏)
第2回スタジオビジットの様子(荒木夏実氏)
コロナ禍による様々な情報の混乱から、リサーチはスムーズに進められなかったものの、自分の作品制作に関しては、いくつもの発展と発見があった。これまで取り組んできた彫刻に関するリサーチと作品の関係を整理することができ、これからよりよく発展していく確信が持てた。
オープン・スタジオ設営の様子 ©飯川雄大
オープン・スタジオ「祝祭の気配」展示の様子 ©飯川雄大
オープン・スタジオ「祝祭の気配」展示の様子 ©飯川雄大
オープン・スタジオ「祝祭の気配」展示の様子 ©飯川雄大