ユリアン・ヴェーバー

レジデンス・プログラム

二国間交流事業プログラム(招聘)

ユリアン・ヴェーバー

参加プログラム二国間交流事業プログラム(招聘)
活動拠点 ドイツ
滞在都市東京 *オンライン・レジデンス
滞在期間 2021年1月 - 3月
滞在目的

私自身の領域横断的なアプローチを深化し、しばしば別々の分野として捉えられる彫刻とダンスをもっと近づけていきたい。また、ポストヒューマン的な言説に対するリサーチをさらに発展し、伝統舞踊を例に、ドイツと日本の文化の相違性と類似性を分析する。単なる伝統の再構築ではなく、様々なアプローチを組み合わせて混成し、新たな型を展開することを重要視する。人間以外の受け手のためのアートを発展させることや他者による占拠の可能性を秘めた創造的な力を捉えることで、未知への偏見や恐れを取り除いていきたい。

滞在プラン
  • 日々の日課:身体を動かす、リサーチ、地球外生命体に向けたダンスの振付
  • 動作リサーチの映像記録アーカイブを展開
  • 日本のアーティストと交流して、作品についての対話を行う
オンライン・レジデンスを通してのリサーチ及び制作活動
  • 地球外生命体への求愛ダンスに関して、ベルリンにある自身のスタジオで日々実践を通じて探求し、内容を映像に記録
  • 記録映像をTOKASスタッフに共有し、隔週のzoomミーティングを通して、制作プロセスについてディスカッションを実施
  • 東京を拠点に活動しているアーティストデュオのMIRA新伝統との対話を発展
  • MIRA新伝統とピンポン形式でそれぞれのアイデアを交換し、互いに影響しあった作品を展開
  • オンライン・レジデンスのファイナルイベントの企画とコンセプトづくり

オンライン・レジデンスの様子

オンライン・レジデンスを通しての成果

地球外生命体への求愛ダンスについてのリサーチを深め、事実と虚構を織り交ぜる方法を発見・定義し、既存の記号や美学、とりわけソーシャルメディアからの素材を用いて、非常に混合的でありながらも独特な芸術言語を創り出した。 プログラム実施中、作品の素材となるコレクションを展開できたので、今後もこの作業を継続し、さらに複雑な構造へと発展させていく予定。将来的には、この発展させたコンテンツをオープンソースとして扱うアイデアを推し進めて、世界に向けて発信していく。異なる身体や背景を持つ人々が、私の作品をどのように解釈し、どうのように変化させていくのかに興味を持ってリサーチを行っている。私はこの作品をコレクティブ・ムーブメントとして理解し、拡散することによってより多くの身体や視点を巻き込んでいきたいと思う。今回の日本でのMIRA新伝統とのコラボレーションはとても実りの多い結果となった。

クリエーター情報

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