更新日:2019.10.17
参加プログラム | 二国間交流事業プログラム(派遣) |
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活動拠点 | 日本 |
滞在都市/滞在先 | ケベック/センター・クラーク |
滞在期間 | 2017年4月 - 2017年6月 |
直近の数年間、私は人間と物質の結節点に生じる「技術」や「発明」という概念についての哲学的思想についてリサーチを行い、そこから芸術実践のための固有の方法論を導出することに取り組んできました。このリサーチを引き継ぎ、本レジデンスプログラムを通してこの方法論の潜在的可能性について探求することで、芸術実践を発展せることが私の参加目的です。
センター・クラークの素晴らしい環境や設備を活用し、様々なメディウムのマテリアリティを検討するための「リサーチ&ディベロップメント」を行い、新作として新しい芸術形式を組織することを試みたいと考えています。
また現地での交流を通し、こういった自身のアイディアを他のレジデント・アーティストやローカルコミュニティとシェアしたいと考えています。
センター・クラークでの滞在ではリサーチ&ディベロップメントを通して新作を制作し、それを展覧会形式で発表したいと考えています。
前半では諸材料の物質性や、そこに伏蔵する新たな芸術形式の生成可能性といったことを探る実験的なプロセスに集中する予定です。センター・クラークの工房で専門的なアドバイスも頂きつつ、新しいアイディアに失敗を恐れずに挑戦したいと考えています。
後半の初めにはリサーチ&ディベロップメントのプロセスに一定の見通しをつけ、新作を完成させ、それを現地で発表するということで滞在を締めくくることに向けて活動する予定です。
また、このような制作活動を行うとともに、現地のアーティストや専門家との芸術を介した交流も行う予定です。