更新日:2019.10.28
参加プログラム | 二国間交流事業プログラム(派遣) |
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活動拠点 | アメリカ |
滞在都市 | 韓国 |
滞在期間 | 2015年5月 - 2015年7月 |
2014年からのプロジェクトである"Roadside Picnic"の作品とコンセプトのディヴェロップメントを行う。主に、ゴミの収集と記録。素材/技術のリサーチと実験。社会的に弱い立場に置かれている人々による宗教や文化、ポストコロニアリズムについてのリサーチを通し、異なる価値体系を持った社会−世界に属する(生物を含む)「他者」と「主体」の関係のあり方の可能性について考え、そこにおけるアートの役割と、作品そのものの自立の可能性について考える。それらを反映させた1つの場/風景としての作品を制作し、作品とコンセプトを更に広く発展させることを目的としている。
• 異なる階層の人々が訪れるショッピングディストリクトを訪ね、ゴミの収集とそれを取り巻く環境を記録/観察し、グローバル、ローカルな面における現代人の消費行為と欲望の背後にあるイデオロギーについてリサーチを行う。
• 社会的に弱い立場に置かれている人々による文化としてのシャーマニズムや、クラフト等、主に女性によって受け継がれてきた文化をリサーチし、それがどのように受け継がれてきたかという方法について理解を深める。
• 西洋におけるポストコロニアルスタディに加え、日本によるコロニアリズム/ポストコロニアリズムについて文献をあたり、史跡を訪れるなどして理解を深める。
• 陶磁器で有名な利川、広州、康津等を訪ね、素材と技術について考察し、自分の作品を素材面から見直す。