更新日:2019.11.7
参加プログラム | 二国間交流事業プログラム(派遣) |
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活動拠点 | 日本 |
滞在都市 | ソウル |
滞在期間 | 2013年5月 - 2013年8月 |
私が日本にいて韓国について考える時、いつも突き当たる壁を感じている。一部の韓国人から日本への敵対を示す極端な情報の数々、歴史的事実、解釈を巡っての対立...一部の対立が全体に、また不幸な過去が現在に解け込んでいるかの様な疑念が、認識を妨げる壁となっている。 現在という時代をフラットな情報の氾濫の時代と捉えるのであれば、尚更個々人の体感によって情報を取捨選択して行く事が必要不可欠である。私は自らの身体を状況に投げ出し、そこで得た体感を頼りに作品を制作してきた。アーティストとしてソウルの街に触れ、人に触れ、そこに新たな関係を見出していきたい。
5月
・他の作家、施設やゴヤン市民との交流。
・生活のなかで繰り広げられている人々のアクションへの観察、及び撮影。
・展覧会、公開制作、ワークショップを行う為の打ち合わせ、交渉。
6月
・ピックアップしたアクションに関するより発展的なリサーチ。
・自身の制作行為としてリサーチしたアクションの翻訳を行なう。具体的には練習によってトレースし、場合によっては装置を作るなどして、新たな目的を持ったアクションとしての機能を見出す。
・ゴヤン市民とのワーックショップ「Discussion without word」を行なう。
7月
・公開制作開始
・展覧会