更新日:2019.11.7
参加プログラム | 国内クリエーター制作交流プログラム |
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活動拠点 | 東京/日本 |
滞在期間 | 2013年4月 - 2014年3月 |
1)「写真」の考察や表現の深化:写真とは何か、見る行為、見られる行為の構図は何か、光、記録、媒体性などの写真的要素に関する考えの深化とそれに伴う作品の変化を発表したいと思います。
2)自分自身の方向性の多様化:2012年以降、他のアーティストや自分にとって新たな分野の専門家とふれあう機会が増え、この中に沢山の可能性を見いだすことができました。他のクリエータと交流を進めその多様な可能性と合わせて、「メタ構造」という自分の関心項目の閉塞的なループ構造を螺旋構造に変化さ、共同で作品を制作したいと思います。
3)アートの社会的意義の考察。
4)「メタ構造の超越」:今まで自分を規定してきた大きな要素であるメタ構造への関心を、この一年間掛けて、その関心から離れることによってではなく、そのさなかから破り、淘汰したいと思っています。いわば「意識を持って意識を超える」ことを目指したいです。
まずは4月から始まったレジデンスの周辺環境の把握・探求と内的な考えの整理から始めたいともいます。 その初期滞在から生じた場所や出来事、人間との出会いを自分の過去の歴史や考えと折り合わせ作品になるものを模索したいと思います。 また、今年に計画しているギャラリーでの個展に向けて新たな写真シリーズのプロジェクトも進めていきたいと思っています。これは日本の原子力発電所をテーマにしたプロジェクトです。