エレーヌ・ルシアン

レジデンス・プログラム

芸術文化・国際機関推薦プログラム

更新日:2019.11.7


エレーヌ・ルシアン

参加プログラム 芸術文化・国際機関推薦プログラム
活動拠点フランス
滞在期間
2012年5月 - 2012年7月
滞在目的

ArtXperiencesは芸術家同士のコラボレーションであり、私たちのプロジェクトは2011年3月の津波や原子力発電所の事故の後の日本のおかれた状況に関連する写真、ヴィデオ映像、芸術家の活動に結び付いたものである。私たちはそれらの地理的インパクトや、危険区域となった地域、そしてそれが東京や東京に住む人々の領域にも拡大していることに触れることとなるはずである。 このプロジェクトにはいくつかの要素がある。非常に造形的な第一のものは、引用された様々なインパクトに舞台を与えようとする写真作品によるものである。二つ目の科学に根ざしたものは、実験(社会的に名のある科学者に対する反応や交換)に舞台を与えようとするものである。 これらの実験のいくつかは詩的に取り扱われるだろう。放射線をX線のフィルムの上に印刷するシステムはこの現象とサウンド・トラックを視覚的に証明するだろう。

滞在中の活動

私たちのプロジェクトは以下のエリアに関するものとなるだろう。東京から仙台までの、津波で壊滅的な被害を受けた東北の海岸や都市。福島の近郊。第一、第二原子力発電所から20km以上離れた葛尾、田村、南相馬といった町。「原発事故の避難者」と、津波からの避難者のための避難所の建築的な環境。避難者が暮らす仮設住宅。

クリエーター情報

ページの先頭へ