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トーキョー・エクスペリメンタル・フェスティバル Vol.8 ― TEFサウンド・インスタレーション 第2期
エキジビジョン
開催情報
タイトル | トーキョー・エクスペリメンタル・フェスティバル Vol.8 ― TEFサウンド・インスタレーション 第2期 |
会 期 | 2013年10月26日(土) - 2013年11月17日(日) |
時 間 | 11:00 - 19:00 |
入場料 | 無料 |
主 催 | 公益財団法人東京都歴史文化財団トーキョーワンダーサイト |
会 場 | トーキョーワンダーサイト本郷、トーキョーワンダーサイト渋谷 |
アーティスト | 大野茉莉、チームやめよう、チャイナ・ブルー、グスタヴォ・チリアコ |
TOKYO EXPERIMENTAL FESTIVALは日々新しい文化が生まれ、様々な文化が交錯する都市・トーキョーで、実験的な公演・展示を一挙に開催するサウンド・フェスティバルです。
Vol.8となる今回の新たな試みであるTEFサウンド・インスタレーションは、TWS本郷にて、音(サウンド)に対して多種多様なアプローチを取るアーティストの企画を、3組ずつ3期に渡ってリレー形式で実施します。
※公募プログラムの審査員による講評はこちら
TEFサウンド・インスタレーション 第1期 ≫
TEFサウンド・インスタレーション 第3期 ≫
プロフィール
大野茉莉
「acoustic cluster」
この作品は、空間を切り取ることで表出する音を、物理的に増幅、展開、構築するインスタレーションである。空間を物理的に変容させることで音響特性が変化し、空間内で生成されるハウリング音に変化を与えていく。「空間」を素材音、「空間の変容」を音楽の演奏行為として捉え、鑑賞者に音楽的構造のある聴取体験を与える。
11月16日(土)15:00~
作家による作品についてのプレゼンテーション
【プロフィール】
1984年、東京都生まれ。東京藝術大学大学院修士課程在籍。サウンドアートや音響作品など音を軸に作品を制作。Musicacoustica-Beijing、東京都現代美術館、NYCEMF、FILEを始め国内外で作品を発表。CCMC2012ファイナリスト、Tokyo Sonic Art Awardグランプリ、アデレード国際作曲コンクール受賞など。
http://www.mariohno.com
チームやめよう 「雑音やめよう」
「雑音やめよう」
本企画では、音と映像のインスタレーションによって雑音の認識を転倒させる試みを行う。死んだものが決してしゃべる事がないように、雑音は生きたものの証ともいえる。だから世の中がうるさくなればそれだけ人が生を全うしているということなのかもしれない。「雑音」が生きる音として響く世界はどういう世界なのだろうか、そういう世界を想像してみる機会として本企画はある。
10月27日(日)13:00~
アーティスト・トーク
【プロフィール】
社会や人間関係が成熟する共に、誰もがやめた方がよいと思っていてもやめられない事が増えてくる。チームやめようは、こうした事が社会を蝕む元凶になっている事に着目し「やめたくてもやめられない」をテーマに活動するチームである。展覧会は2011年に「第14回岡本太郎現代芸術賞」(川崎市岡本太郎美術館)、2012年に「第六回企画公募」(トーキョーワンダーサイト本郷)等がある。
チャイナ・ブルー
「8Bit Cricket」
"8Bit Cricket"は災害や製造、時代遅れのテクノロジーによる廃棄物から新しい生物形式が出現するというアイデアに基づいた、能動的で反応的、インタラクティブな作品。人工芝にまばらに置かれた虫かごの中の電子コオロギ。フラッシュライトを手にした鑑賞者が鳴き声を調節することで、物理的に孤立した世界に存在しているコオロギ達は希望を取り戻す。
10月27日(日)14:15~
作家による作品についてのプレゼンテーション
【プロフィール】
チャイナ・ブルーは隠れた音響に魅了され、それによって世界の未知の構造を明らかにすることに関心を持つ国際的なアーティスト。NASA/ロードアイランドのスペース・グラント(助成)をこれまでに2度受け、エッフェル塔とNASA の垂直発射砲の録音を世界で初めて行っている。OPEN XI(ヴェネツィア)にはアメリカ代表として出展。彼女の作品の記事はウォールストリート・ジャーナル、ニューヨーク・タイムズ、「スカルプチャー」等、多くの新聞・雑誌に掲載されている。アート、科学、テクノロジーのためのNPO、The Engine Instituteの創立者であり、エグゼクティブ・ディレクターを務める。
www.chinablueart.com
後援:The Engine Institute, Inc.
TWS渋谷開催
<推奨プログラム> グスタヴォ・チリアコ 「A room of wonder | Tokyo」
会期:11月15日(金)、16日(土)、17日(日) 14:00-19:00
※企画の内容により、TWS渋谷で3日間に凝縮して開催します。
A room of wonderは、近代的な博物館の原型であるルネサンス期の「驚異の部屋」から着想を得て、アーティストたちの驚きのコレクションを展示空間にリアルタイムで組み入れた体験型ミュージアム。様々な分野から、性別、経歴、生活、アート活動歴、想像力、年齢の異なった日本のアーティストが集まって共同作業を行った。
【プロフィール】
リオデジャネイロとリスボンに拠点を置くパフォーマンス、アート作家。政治科学でキャリアを開始した後、ダンスやコンテクスチャルな作品制作に移行。ダンス、演劇、建築、美術史、パブリック・アートの要素を持つ彼の作品には、歴史的、物質的、感情的なコンテクストと対話がみられる。世界各地で作品を発表。2012年、TWS海外クリエーター招聘プログラムに参加。
gustavociriaco.blogspot.com
関連イベント
オープニング・トーク
日時:10月26日(土)14:00-
ゲスト:畠中 実氏(公募プログラム審査員 / NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] 主任学芸員)
参加クリエーター
チャイナ・ブルー
グスタヴォ・チリアコ
大野茉莉