Perception and Urban Environments
タイトル | 都市的知覚 Perception and Urban Environments |
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会 期 | 2009年8月11日(火) - 2009年8月30日(日) |
時 間 | 11:00 - 19:00 |
入場料 | 無料 |
主 催 | 財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト、IAMAS Locative Media Project |
会 場 | トーキョーワンダーサイト本郷 |
アーティスト | 笹口 数、石原次郎、前林明次、前田真二郎、遠藤孝則、河村陽介、上妻勇太、八嶋有司 |
この度TWS本郷では、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)ロカティブ・メディア・プロジェクトと共同して展覧会を開催いたします。TWSとIAMASは今回初めて共同で展覧会を開催する運びとなります。IAMASは創立当初から積極的に海外のアーティストや研究者、研究機関との連携を進め、メディアアートの国際的な展覧会などを実施しています。また、メディア文化の広汎な分野において優れた人材を輩出している機関です。
2009年8月11日から8月30日まで開催する「都市的知覚」展は、国際的に活躍する卒業生、教授陣、学生8人によって「都市」を題材に「都市的知覚」を表出する試みです。観る者が東京の都市でどのような知覚を得るのかご期待下さい。
笹口数≪出品作品のための習作≫2009
前田真二郎 ≪ BETWEEN YESTERDAY & TOMORROW ≫シリーズより抜粋、
シングル・チャンネル
前林明次 ≪ metronome piece ≫(2003-2009)
サウンド・インスタレーション、©Franz Wamhof
量、速度、効率。都市を生きるわたしたちの知覚は、環境に深く浸透 したこれらの特質にただ圧倒されているようにもみえる。しかし、そ れがもともと発見され、選び取られるというプロセスを経て形成されきたものなら、今を生きる私たちの知覚も自らの手で組み替えてい くことが出来るだろう。
問題はその方法だ。まずは今まで当然と見なされていたものを疑い、 裏側をのぞきこんでみる。積極的にズレを起こし、それさえ世界のひ とつの像であることを受け入れてみる。一見、無関係なもの同士を直感的につないだり、普段気に留められないものに目を凝らし、それに 形を与えてみる。身体の感覚にまかせて隙間や抜け道を見出し、走り抜けてみる。そのときテクノロジーは手助けにしても、振り回されないようにしたい。
この展覧会において各作家は「都市」を題材に、それぞれの視点と手法により、さまざまに試行を展開する。まだ断片的ではあるが、そのような試行の蓄積が未来の知覚を作るためのステップとなるだろう。
展示に関する問い合わせ
:IAMAS Locative Media Project 0584-75-6600 (担当:遠藤)
※終了しました
8月10日(月) 18:00 ‐ 20:00
※出展作家8名全員出席予定!
作品解説中の笹口数氏
(オープニング・レセプションの様子 8/10, 2009)
1Fオープニング会場の様子
(オープニング・レセプションの様子 8/10, 2009)
8月11日(火) 19:00 ‐ 20:30
予約不要、直接会場へ)
※両日ともに出展作家8名全員出席予定!
作家8名によるアーティスト・トークの様子(8/11, 2009)