タイトル | それってゴミ? ~境界に漂うアート。そして社会に漂うゴミたち。~ |
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会 期 | 2009年7月28日(火) - 2009年8月6日(木) |
入場料 | 無料 |
主 催 | 財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト |
協 力 | 国際交流基金 (JENESYS Programme)、東京都港湾局 |
会 場 | 国連大学内 地球環境パートナーシッププラザ(GEIC)ギャラリースペース |
アーティスト | 藤 浩志、淀川テクニック、サムエン・プー&ソポン・ペー(カンボジア)、全国各地のサーファー(吉川祐二氏の呼びかけによる)、大巻伸嗣(リサーチ記録の展示)、ヴィック・ムニーズ&筑波大学付属小学校4年生(ワークショップ記録の展示) |
本展は、近年顕在化しつつある漂流ゴミや身の回りにあるゴミを「ゴミとは一体何なのか?」という根本的な問いから問い直し、ゴミを素材とした作品やプロジェクト活動といった「アートによる創造的実践」を通じて、社会におけるアートの価値を再考し、環境との新たな対話の可能性を探ります。
ここで展示したゴミ(=不要となったモノ)を用いた作品は、単に「リサイクル」など環境保全としての「エコ」を提案しているのではなく、アーティストの「技術」や思考法を通じて、社会の価値観や常識を転換させ、環境に対する新たな意識を喚起しています。それは、身の回りの環境をどう認識し、そのなかで自己をどう理解し、自らと世界との関係性を構築していくかということに深く関わっています。
多様な示唆を与えてくれるアーティストの技術と思考法を通じ、個人それぞれが環境とどう関わっていくかを、再考する機会となることを願っています。
※会場:国連大学内 地球環境パートナーシッププラザ(GEIC)ギャラリースペース
東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル1F
藤 浩志 /《Happy Flower》/2007/現代日本視覚文化「美麗新世界」展(北京)出品
淀川テクニック/《大阪湾のチヌ》/2007/ミクストメディア/全長約8m courtesy of YUKARI ART CONTEMPORARY