タイトル | フロム・スクラッチ |
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会 期 | 2005年7月23日(土) - 2005年8月14日(日) |
時 間 | 11:00 - 19:00 |
入場料 | 無料 |
主 催 | トーキョーワンダーサイト |
会 場 | トーキョーワンダーサイト渋谷 (入館は閉館の30分前まで) |
アーティスト | ブラッドレー・マッカラム、ジャクリーヌ・タリー、桑久保徹、牡丹靖佳、津村耕佑、瀧 健太郎、ビデオ・アートセンター東京、KATHY |
2001年末御茶ノ水での開館から約3年半を経て、トーキョーワンダーサイトは2館目の渋谷をオープンします。オープン展のテーマは「from scratch(フロム・スクラッチ)」。それは「最初から、ゼロから」という意味。渋谷開館を機に東京のアートのプラットフォームとして、新たなスタートです。そして、これからのトーキョーワンダーサイトの多様な活動への序章として、いくつもの展覧会やイベントが複合して行われます。日本のみならず海外のエマージング・アーティストの紹介、領域横断するデザインとアート、ダンスとアート、そして東京の今を作っているクリエーターたちのトークセッションなど、東京のアートのポテンシャルを感じていただければと思います。
トーキョーワンダーサイトの新しい機能、国際的なプラットフォームとしてのエマージングの紹介企画。マッカラムとタリーによるシアトルの若者の(!)ホームレスを撮ったとした写真およびDVD作品。ホームレスという社会問題に対して、「確固たる一人ひとりの個人のポートレイト」を力強く、美しく映し出しています。「エンデュランス」とは、「困難、克服、あるいは堪える」という意味。
協力:日動コンテンポラリーアート
イベント風景
ワンダーウォール、トーキョーワンダーサイト、東京都のストリート・ペインティングなどで実力を発揮する2人。この展覧会の前に、桑久保は小山登美夫ギャラリーでも展覧会が行われ、現在注目の新人のひとり。牡丹靖佳も、駒沢公園で既存のらせん状の建築の壁面を利用したパブリック・アートで意欲的な作品を発表。今回はお互いに「花」をテーマに作品を展開しました。また、「ワンダーシード」から一歩進んで、ノン・プロフィットの組織による作品販売にも取り組みました。
イベント風景
ファッションデザイナーという領域にとどまらない活動を展開する津村耕佑。彼の作品は、皮膚としての衣服であると同時に、都市の皮膚すなわち建築でもあります。今回は、「ペットボトルの使い方」をテーマに、衣服、アーバン・アウトドア・キャンピング・ツールなどインタラクティブな作品を展開いたしました。
協力:コールマン ジャパン株式会社
イベント風景
東京のビデオアートシーンでアクティブに活動するビデオアートセンター東京。今回は、ワンダーサイト渋谷の空間や作品に対話する作品を展開。瀧健太郎は映像を空間に投影し、二次元映像と三次元空間のミックスチュアを行うことで、物体の存在・不在を可視化する試みを行いました。
渋谷のど真ん中、パルコ前に立つトーキョーワンダーサイト渋谷。ここを舞台に「都市のパーフォーマンス」を展開してゆきます。第1回はアートとダンスの交差点においてチャーミングでありながら、現代への鋭い視線を持つKATHYが登場。KATHYという強大な力に動かされ、KATHYの監視下で次々に指令を遂行する、神出鬼没なアート界のパフォーマンスユニット。「GEISAI-2」ではトリプルスカウト賞を受賞し、ファッションブランドとのコラボレーションも行うなど、ジャンルの枠を越え、精力的に活動を行っています。シリーズの総合プロデュースは、日本のパフォーマンスシーンを牽引するカンバセーションの前田圭蔵氏。
イベント風景
7月22日(金)
パフォーマンス:KATHY performance
「Weekend Speakeasy (ウィークエンド・スピークイージー)」
ウィークエンド・スピークイージーは禁酒法時代のもぐりの酒場の意。「こっそりと酒を注文する」が語源だとか。現代のアートシーンをリードするクリエイターや仕掛け人たちのscratch talkに是非ご期待ください。
7月23日(土)
15:00-16:30 ブラッドレー・マッカラム+宇川直宏「ストリートをスクラッチする」
18:00-19:30 津村耕佑+生意気「都市を遊ぶ」
7月24日(日)
15:00-16:30 菊地成孔+金森 穣「音楽とダンスの狭間に」
19:00-20:30 小山登美夫+岡田 聡「アートコレクション入門」
7月30日(土)
15:00-16:30 graf+奈良美智
モデレーター、企画協力:小崎哲哉(REAL TOKYO編集長、ART iT編集長)
入場料:500円(1ドリンク付)
定員:50名
イベント風景
イベント風景
イベント風景