ワンダーシード2017
「ワンダーシード」を第一回から見つめてきた日本を代表するギャラリスト、若手アーティストの支援に豊富な経験を持つアートプロデューサーと、国内外の現代アートシーンで着実にキャリアを重ねているアーティストによるトークを開催。アーティストとして充実した活動を続けていくため、自分たちの中にある創造の種(SEEDS)をどのように育て、プロデュースしていくことができるのか?日本のアートシーンを担う3名による対話からそのヒントを得る機会になれば幸いです。(入場無料/申込不要)
開催日時 | 2017年3月11日(土) 17:30-19:00 |
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出演 | 小山登美夫(小山登美夫ギャラリー代表) 原 久子(アートプロデューサー/大阪電気通信大学教授) 宮永愛子(美術家) |
1963年東京都生まれ。東京藝術大学芸術学科卒業。西村画廊、白石コンテンポラリーアートでの勤務を経て、1996年に小山登美夫ギャラリーを開廊。菅木志雄、蜷川実花といった日本人アーティストの展覧会を多数開催するだけでなく、海外のアートフェアにも積極的に参加して国外のアーティストも取り扱うなど、グローバルな展開を行う日本のギャラリーの先駆けとなる。著書に『見た、訊いた、買った古美術』(新潮社、2010)、『小山登美夫の何もしないプロデュース術』(東洋経済新報、2009)、『現代アートビジネス』(アスキー新書、2008)。明治大学国際日本学部特任准教授。
1974年京都府生まれ。2008年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了。2007年文化庁新進芸術家海外研修制度によりエジンバラに滞在。ナフタリンや塩、陶器の貫入音や葉脈を使ったインスタレーションなど、気配の痕跡を用いて時を視覚化する作品で注目を集める。主な展覧会に「Strata: Origins」(White Rainbow、ロンドン、2014)、「日産アートアワード 2013」(BankART Studio NYK、神奈川、2013)、「宮永愛子:なかそら―空中空―」(国立国際美術館、大阪、2012年)、「景色のはじまり―金木犀―」(ミヅマアートギャラリー、東京、2011)など。