エリカ・ヴェルズッティ
Erika VERZUTTI
プロフィール
1971年生まれ、サンパウロ在住。ドローイング、コラージュ、絵画そして彫刻など、さまざまな表現手法を用いて制作している。粘土やブロンズなど、古典的な素材を使用しているが、筆の走り、絵の具の飛びはね、傷などを"アクシデント"として作品に混ぜ込むことによりアート作品の構造を明らかにし、古典の型を破っている。ペインティングには、不思議な要素を取り入れた風景が常に描かれ続けている。また、多くの彫刻には果物や野菜をブロンズの型として用いており、ヴェルズッティが自然に対し特別な注意を払っていることがはっきりと表れている。2008年10月より、東京都現代美術館の「ネオ・トロピカリア:ブラジルの創造力」展に参加。2009年1月には、東京のギャラリーMisako and Rosenでも展示が予定されている。