カレン・リッチモンド

プロフィール

1973年生まれ。 1996年イギリスのKingston Universityで彫刻専攻し、2000年にProducts Royal College of Arts (RCA) Londonでデザインを専攻し卒業。また2008年よりThe Bartlett, UCL（イギリス）の博士課程にてArchitecture by Designの研究に取り組んでいる。

近年の主な活動に、Southbank Centreのコミッションを受け40th Anniversary Festival of Britain: Love Plates UK への参加（2011年）、共同企画展覧会 「Thingness」（ Camberwell Space、UAL、UK、2011年）、V&A connectsプログラムのイベント「An Evening of Heavy Metal」（2011年）、Crafts Council コミッションを受けたCrafts Lab、Originでのイベント（Somerset House、London）などがある。

また、Royal Guildford Grammar Schoolレジデンスプログラム（2000年）や香港へのAA (Arch Assoc.) Peter Sabarah スカラシップ（2000年）。UAL Camberwellでは3D Design コースのディレクター（2005年度より）、またDesigner Makerコースで2008年度から助教授を務めている。
他にもBergen KhiB Norway、Brighton University、 University College London、UAL Beijing、Kingston University、Goldsmiths Collegeの客員教授として指導にあたっている。出版物に、限定ブックレット「Thingness」（Camberwell Press、 2011年）、「PhD Research Papers」（Bartlett UCL Research Publications、2008年）がある。

作品/パフォーマンスについて

どのように人が物体を通じて学ぶか、またどのように物体がその時間、その場所で私たちに語りかけてくるのかということに興味を持っている。私たちが生活する社会や文化について、この時代にこれら物体が私たちに伝えていることは何か、これらを共有することで、私たちのコミュニティや社会の将来によいアイデアや公共の利益となることを作り出すことができるのか、など、私たちが抱いている観察力を通じて、私たちはこれらの意味のある物体で溢れる世界と、より調和した未来を維持する方法を見つけていくだろうと考えている。

Love Plates 2011, Instillation, Ceramic pates

Useful? 
2011, Ceramic, various 260mm 

CraftLab
2008, Dip Coating Lab, Event

Cherished Objects 
2011, Photograph, 800 x 600

600 Persicopes 
2008, Tate Take Over, Tate Modern