アンヘル・ナネス・ポンボ

プロフィール

マドリード、ロンドン、スウェーデンで学び、アメリカのヴァージニア・コモンウェルス大学で、彫刻とエクスパンディド・メディアのMFAを修了。
近年は、スペインの現代美術館MUSACの助成を受けてニューヨークのISCPにレジデンス・アーティストとして滞在するとともに、ローマのThe Spanish Academy of Romeにも別の助成を得て滞在。これまで、定期的に作品を発表しており、うち一部はスペインのパブリックコレクションとなっている。

作品/パフォーマンスについて

これまでに複数の作品群を制作してきた。「capsulas」はフロック生地の外側とファイバーグラスから成る。レンズと照明のシステムを使い、この作品は内側に建築的内部空間の断片を表現している。「Alternancias」はＬＥＤライトと回転する言葉の組み合わせの残像による一連のインスタレーションで構成され、空中にフレーズを浮かばせる効果を作り出す。「proyecciones」は空間からの情報を処理するため、センサーやコンピューター・ヴィジョン、ソフトウエアを使った作品である。