OH Haji
更新日:2025.10.10
1976年大阪府生まれ、オーストラリア在住。
2012年 京都市立芸術大学美術研究科博士後期課程研究領域染織修了
主な展覧会:
2025年「総合開館30 周年記念 遠い窓へ 日本の新進作家 vol.22」(東京都写真美術館)
2025年「アジア・パシフィック・トリエンナーレ11」(クイーンズランド州立近代美
術館、ブリスベン、オーストラリア)
2024年「ANTEPRIMA × CHAT Contemporary Textile
Art Prize 2024」(CHAT、香港)
2023年「KANTEN観展: The Limits of History」(Apexart、ニューヨーク)
2022年「六本木クロッシング2022展: 往来オーライ!」(森美術館、東京)
2019年「展示と対話のプログラム アートセンターをひらく 第Ⅱ期」(水戸芸術館現代美術ギャラリー)
2019年 個展「手にたくす、糸へたくす」(小山市車屋美術館、栃木)
受賞歴:
2025年「ANTEPRIMA × CHAT Contemporary Textile Art Prize 2024」観客賞
主に、織、染、ほどくなど、繊維素材にまつわる技法を用い、写真、テキスト、音声などを併用したインスタレーション作品を制作。在日韓国人三世の出自を背景に、言葉にされなかった個人の記憶―沈黙の記憶―をめぐる制作や、ワークショップを通しての対話や経験をもとに、記憶の継承の可能性を探求している。現在は、日本とオーストラリアを拠点に活動している。
《彼女の部屋にとどけられたもの》 2019 撮影:根本 譲 画像提供:水戸芸術館現代美術センター
《海図》 2017-2019 撮影:木暮伸也 画像提供:小山市車屋美術館
《記憶をまとう》 2014 撮影:山本 糾