中村 功

プロフィール

ドイツを中心に活躍するヨーロッパで最も評価の高い打楽器奏者。
1958年大阪生まれ。京都市立堀川高校を経て、81年に東京藝術大学を卒業、89年にはフライブルク国立音楽大学を卒業した。打楽器を村木一洋、有賀誠門、高橋美智子、ベルンハルト・ヴルフに諸氏に師事。86年ダルムシュタットにてクラーニッヒシュタイナー賞受賞。92年青山音楽賞特別賞受賞。これまでにシュトックハウゼン、ノーノ、カーゲル、エトヴェシュ、プラッツ、サーニ、シュテープラー、シュネーベルなどを初演。またシュトックハウゼン、ケージ、カーゲル、ホリガー、イヴォンヌ、ロリオ、ザールランド放送交響楽団、オルフェウス室内管弦楽団、アンサンブル・モデルン、フランクフルト放送交響楽団などと、音楽祭、演奏会、ラジオ・ＣＤ録音などで共演。また、ベルリン芸術祭習慣より招待され、ベルリンフィルハーモニー室内楽ホールにてソロリサイタルを開催。その他、ザルツブルク音楽祭、パリの秋、ムジカ・ストラスブール、ハーダースフィールド・フェスティバルなど数多くの音楽祭にて演奏。95年ピアニストの韓伽椰とDUO CONFLIKTを結成。ダルムシュタット国際現代音楽夏期講習及び、秋吉台国際20世紀音楽セミナー＆フェスティバルの常任講師を務める。カールスルーエ国立音楽大学教授。