Aaro MURPHY
更新日:2024.8.28
1991年フィンランド、ユヴァスキュラ生まれ。アムステルダムとヘルシンキを拠点に活動。2017年Sandberg Institute(アムステルダム)Studio for Immediate Spaces学科修了。
映像、音声、立体を横断的に用いて、有機物と合成物の境界を問うタイムベースド・インスタレーションを制作している。
主な展覧会
2024年「Fickle (Gritty) Memory」SOLU Space、ヘルシンキ
2023年「Volatile Score」Kunsthalle Turku、トゥルク、フィンランド
2021年「Running Idle」Art Rotterdam、ロッテルダム
2020年「Vexer」Bologna.cc、アムステルダム
2020年「Occulting Disk, group show」Industry、ブルノ、チェコ
受賞歴・助成など
2024年「Working Grant」Arts Promotion Centre Finland "Taike"、ヘルシンキ
2023年「Young Artist Grant」Finnish Arts Society、ヘルシンキ
2022年「Research Fellow」Sandberg Institute、アムステルダム
マーフィーは、執筆、科学的リサーチ、分野横断的コラボレーションの各手法を通じ、気候、都市化、テクノロジーの実体といった幅広いテーマを探る作品制作を行っている。2023年のSandberg Institute; Studio for Immediate Spaces学科修了生研究員としては、映像、テキスト、立体作品的介入を通じた都市とそれらの目に見えない建築的ネットワークを探求。この過程でマーフィーは、都市の構造の多くを成立させる、隠れたテクノロジーが持つ立体作品的な質的脆さを見出そうと試みている。マーフィーの作品はこれまでArt RotterdamやOude Kerk Amsterdam、Bologna.cc(以上オランダ)、Kunsthalle Turku、SOLU space Helsinki(以上2件フィンランド)、Osage Gallery Hong Kong(香港)で展示され、彼のプロジェクトはMondriaan Funds (オランダ)、Finnish Cultural Institute for the Benelux(組織所在地:ベルギー)、フィンランドセンター(日本)、Arts Promotion Centre Finland "Taike"、SKR (以上2件フィンランド)からの支援を受けている。
《Fickle (Gritty) Memory》2024年、Solu Space(Helsinki)での展示風景、ビデオ・インスタレーション、アロマ
《Fickle (Gritty) Memory》(出版物)2024年、限定版
印刷: Sandberg Institute
《Running Idle》2021年、Art Rotterdamでの展示風景、ガラス、空気圧システム、アロマ
《Polyphonic Actants》2018年、Bologna.ccでの展示風景、サウンド・インスタレーション、アロマ
(Nelly) & Theo van Deusburg Foundation(アムステルダム)での公開型作品プレゼンテーション、2024年
Photo: Sander van Wettum