Cayetano LIMORTE
更新日:2024.4.26
1990年スペイン・アリカンテ州アルバテラ生まれ、マドリードを拠点に活動。2016年マドリード・コンプルテンセ大学、ソフィア王妃美術館による合同修士課程(現代美術史・視覚文化)修了。
美術史家、インディペンデント・キュレーター。主にスペインと日本のメディア・アートを専門としている。
主なキュレーション・著作
2024年「GENE, 1986-1988: Topia and Revolution」(展覧会)ソフィア王妃美術館、マドリード
2022年「体の終わり La Clausura del Cuerpo:遠藤麻衣×百瀬文」(展覧会)Las Cigarreras Cultural Center、アリカンテ州、スペイン
2022年『Mono no aware, Shigeko Kubota during the birth of video art』(テキスト)、Descubrir el Arte
2022年『Revenge and victory of video art』(テキスト)、A*Desk Critical Thinking
2018年『Ernesto Neto, the body as a common place』(書籍)、Ed. Asimétricas
受賞・助成
2024-2026年 El Consorci de Museus de la Comunitat Valenciana「V.O.」(キュレーション活動に贈られる賞)
2024年 キヤノンヨーロッパ財団「Research Grant」
2021-2022年 国際交流基金「Japanese Studies Fellowship Program」
リモルテは、キュレーション活動において、アート、身体性、テクノロジーの関係性に焦点をあてている。異文化間を越境する視点から、また言語哲学への強い関心を通して、メディア・アートを起点に疎外感、孤独、死といったテーマを探求している。美術史家としては現在、日本におけるビデオ・アートの始まりについて研究している。
展示風景「体の終わり La Clausura del Cuerpo:遠藤麻衣×百瀬文」Las Cigarreras Cultural Center、アリカンテ州、スペイン、2022年6月14日‐9月12日 / 撮影:Leónidas Spinelli
展示風景「体の終わり La Clausura del Cuerpo:遠藤麻衣×百瀬文」Las Cigarreras Cultural Center、アリカンテ州、スペイン、2022年6月14日‐9月12日 / 撮影:Leónidas Spinelli