イサ・ロレンツォ

イサ・ロレンツォ

Isa LORENZO

更新日:2011.5.1

氏名
イサ・ロレンツォ
ジャンル
ヴィジュアル・アート
キュレーション
ウェブサイト
http://www.silverlensphoto.com
参加プログラム
レジデンス・プログラム (2009年7月 - 2009年8月)
オープン・スタジオ (2009年7月 - 2009年7月)
イサ・ロレンツォ
プロフィール

暗室技術による白黒コラージュに取り組み、世界中からファンやコレクターの支持を得る。記憶やはかない運命、個人の生い立ちを映し出すロレンツォの銀塩写真は、繊細であり、また人々の心を魅了してやまない。パーソンズ・ザ・ニュー・スクール・フォー・デザインの卒業生であり、メディア学および写真の分野にて修士号を取得。ニューヨーク近代美術館、国際写真センター、トーマス・ウェルナー・ギャラリ(いずれもニューヨーク)や、ユネスコ本部(パリ)、フィリピン文化センターおよびシルバーレンズ・ギャラリー(マニラ)で作品を展示。 マニラにあるシルバーレンズ・ギャラリーの創設者であり、かつクリエイティブ・ディレクターも務める。シルバーレンズ・ギャラリーは3つの独立したアート・スペース(Silerlens、Slab、 20Square)から成り、現代アートを専門とし、2004年に設立された。 また、ロレンツォは2006年にシルバーレンズ財団を旗揚げし、年に一度、フォトグラファーや写真を扱うアーティストを対象に奨学金の授与を行っている。

作品/パフォーマンスについて
私はいつも、壁一面に張られた写真のネガを何時間も見つめることから始め、そして記憶を思いおこすのです。-これは、あの時に起こったのだと。-  私はそれを見たのだ。しかしただそれを見ただけだった。本当にそれは起こったのだろうか? そう、私は写真を撮った。これがその写真だ。しかし、私は何故かそれを異なって記憶している。記憶は決して現実のようではない。現実は行動、それに対する反応、影響、そして更なる行動を生む結果の総体である。イメージもそれほど変わらない。私が暗室で作ろうとしている写真のコラージュのようなイメージは、それらの内容、位置そして密度が層となって並置し、全体のストーリーを作っている。
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