窪田美樹

窪田美樹

KUBOTA Miki

プロフィール

1975年神奈川県生まれ、武蔵野美術大学大学院彫刻コース修了。

椅子やキャビネットなどの木製家具の表面を削り取り、その断面に木材やパテを埋め込んで研磨して「かげ」を「とり」去るシリーズ「かげとり」など、実像の中に虚像をはめ込んだ彫刻を制作している。制作のプロセスを重視し、「行為によって生まれてくるかたち」を丁寧に捉えた作品は、観客の身体に直に訴えかけてくる。2008年1月には資生堂による若手アーティスト登竜門「shiseido art egg」に入選し展示を行うなど、高い評価を受けている。その他の展示に、「第3回府中ビエンナーレ」(府中市美術館、2006年)、「かげとり」(新宿眼科画廊、2007年)、「所沢ビエンナーレ・プレ展-引込線」(西武鉄道旧所沢車両工場、2008年)などがある。2008年11月から2009年1月にかけて、丸の内のH.P.FRANCE WINDOW GALLERY(http://www.artdiv-hpf.com/window/)でも展示を行う。

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