ユハ・コスキネン

ユハ・コスキネン

Juha T. KOSKINEN

更新日:2011.5.1

プロフィール
ユハ・コスキネン(1972年フィンランド、エスポー生まれ)はヘルシンキのSibelius-Academy で作曲を専攻し卒業し、Conservatory of LyonとパリのIRCAMでも引き続き学んだ。作曲ではKalevi Aho、Paavo Heininen、Kaija SaariahoやPhilippe Manouryに師事した。2004年には、彼の作品《Sogni di Dante(ダンテの夢)》が武生作曲賞を受賞した。コスキネンの作品は様々なフェスティバルや複数のヨーロッパの国々、そして日本で演奏されている。
コスキネンはフィンランドの現代オペラカンパニーOoppera Skaalaとコラボレートし、4つの室内楽オペラを書いた。《Velhosiskot(魔女たち)》(1996年)、《Eukko -pidatteko vainajista(老女 -死人はお好きですかー)》(2000年)、《Brunelda(ブルネルダ)》(2002年)、《Madame de Sade(サド公爵夫人) 》(2010年)がそれで、三島由紀夫の戯曲『サド公爵夫人』が基になっている。The Finnish Radio Symphony Orchestraはコスキネンに4つの作品を依頼し、なかでも《Hehkuva graniitti(輝く花崗岩)》(2001年)と《シンフォニー No.1》(2006年)は傑出している。コスキネンはほかにもエレクトロアコースティックの曲や室内楽も作曲している。彼の《管弦楽四重奏No.1》(2005年)はDiotima Quartetのために書かれたものである。
作品/パフォーマンスについて
循環的な時間と線的な時間のコンセプトがお互いにどのように補完し合えるのかなど、私は音楽における異なる時間のコンセプトに興味がある。このことは、私が神聖なるものに魅了されることと密接に関わっている。ほかでは相容れない内容であっても、音楽のなかではそれらをダイナミックに融合させる表現法を見つけることができる。私の曲は正統派のヨーロッパ・クラッシック音楽の伝統にルーツがあるが、しかし同時に私の音楽をまだ見ぬ方向へ自由に伸ばして行きたいとも考えている。

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