今村 綾

今村 綾

IMAMURA Aya

更新日:2023.7.5

プロフィール

ベルリン在住。2008年京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程修了。2015年公益財団法人ポーラ美術振興財団在外研修員としてベルリン芸術大学にて視覚表現の中のジェンダー/クイア理論を学ぶ。社会的または宗教的なメッセージを表出する図像学に興味を持ち、既存の寓意モチーフを組み合わせて作品を制作。


最近の展覧会
「ポーラミュージアムアネックス2018 後期ーイメージと投影」グループ展、ポーラミュージアムアネックス、東京、2018
「History is Ours – Portrayals of Women in Media」二人展、ベルリン日独センター、2017
「Connected in Art – 25 Jahre Mecklenburgisches Künstlerhaus Schloss Plüschow」グループ展、Schloss Plüschow 、ドイツ、2015
「京都市美術館開館80周年記念展 京の美・コレクションの美・明日への美 ~京都市美術館コレクション問わず語り」グループ展、京都市美術館、京都、 2013
「in.print.out - Grafik in/auswendig」グループ展、Künstlerhaus、ウィーン、2013

受賞歴・助成
公益財団法人野村財団芸術文化助成(2016)
公益財団法人ポーラ美術振興財団在外研修助成(2015)
The National Endowment for the Arts (Sculpture Space Inc.滞在制作、2014)


作品 / パフォーマンスについて

社会的または宗教的なメッセージを表出する図像学に興味を持ち、キリスト教図像、象徴的な比喩など既存寓意モチーフを組み合わせ作品を制作。今村は、これらのイメージを新しい文脈の中に入れることによってイメージがもつ隠れた意図を再思考します。主に、ベールと女性、裸体表現、またはロマン主義的な性差別やエキゾチックな人種的概念など、視覚的に底意ある画像に興味を持っています。彼女は分析的観点から、私たちの日常生活や規範を形作るイメージを作品の中で反映させ視覚表現と私たちの視点の間の緊張を明らかにします。

installation view、2018、ポーラミュージアムアネックス (東京)

≪Double≫、5500枚のA4紙、万力、Sculpture Space Inc, founded in part by the National Endowment for the Arts, アメリカ

≪SCOPOPHILIA≫、installation view、2017、JDBZ, ベルリン

≪SCOPOPHILIA≫、シルクスクリーン/ 800×550×3㎜

≪Kaleidoscope≫、鏡、プロジェクション

≪Kaleidoscope≫、鏡、プロジェクション

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