Miya HANNAN
更新日:2024.5.13
ハナン美弥は学際的なアーティストとして、国際的に精力的に作品を発表している。
日本で生まれ育ち、放射線技師として病院に勤務した後、アメリカに移住。現在はネバダ大学リノ校の准教授。
主な展覧会
2024年「Deep Echos」モンタナ・ウェスタン大学 Corr Gallery、ディロン (モンタナ州)、アメリカ
2023年「海に刻まれた記憶」さっぽろ天神山アートスタジオ、札幌
2022年「Uncertain Certainty」Melhop Gallery、トラッキー (カリフォルニア州)、アメリカ
2022年「We Are Reversal」MUSA PAVILION、第59回ヴェネチア・ビエンナーレ、ヴェネチア
2021年「Aerial」Barrett Art Center、ポキプシー (ニューヨーク州)
受賞歴・助成など
2023年「Nevada Art Council Artist Fellowship Grant」ネバダ州カーソン・シティ、アメリカ
2023年「Scholarly and Creative Activities Grants」ネバダ大学リノ校 College of Liberal Arts、アメリカ
2022年「Global Studies Research Grants」ネバダ大学Ozmen Institute for Global Studies、アメリカ
ハナンは世界を、歴史の重なりとつながり、次から次へとつながる人生と出来事の連鎖で構成されたものとみなし、風景はその率直な記録であると考えている。 人々の物語やアイデンティティに言及するきっかけとして、自然や物理的なオブジェのイメージを用いる彼女の作品は、忘れ去られそうな、またはいずれ失われそうな物語の保存を試みている。
《Umi no Kioku》2023年、紙に煤、枝、骨灰、サイズ可変
《Distanced Connection》インスタレーションの一部、 2023年、紙に煤、枝、骨灰、木のパネル、サイズ可変
《Uncertain Certainty》2022年、サイトスペシフィック・インスタレーション
カリフォルニア州トラッキーにある歴史的な漢方薬局内アヘン窟
《Resonance (Truckee River)》2022年、キネティック・サウンド・インスタレーション
サウンド:Reiko Yamada