CHEN Liang-Jung
更新日:2026.8.27

1994年台北生まれ。ロンドンと台湾を拠点に活動。
インターフェース、インフラ、大量生産といった、日常生活を静かに構成するシステム自体を芸術的媒体として捉えている。新たな素材を考案するのではなく、システムにすでに内在する能動性やアフォーダンスに注目し、それらを創造的な介入の場として扱っている。
主な展覧会
2026年「The Museum After」台北当代藝術館
2025年「East London Art Prize Takeover」ホワイトチャペル・ギャラリー、ロンドン
2024年「Emerging Designer Commission」ヴィクトリア&アルバート博物館、ロンドン
2020年「Melbourne Design Week」ビクトリア国立美術館、メルボルン
レジデンス歴・助成金
2024年 Project Grant, National Foundation of Culture and Arts, Taiwan
2023年 Acme Fire Station Residency、ロンドン
2020年 Makerversity Residency、サマセット・ハウス、ロンドン
工業デザインをルーツとする実践は、工業製品とその内部に埋め込まれた目に見えない論理を綿密に読み解くことから始まり、場所に応じたインスタレーションやライブパフォーマンスを通じて、慣れ親しんだ枠組みを超えて物質性を拡張する、微妙な緊張感に満ちた状況を構築し、身体に根ざしたジェスチャーや動きを取り入れることで、こうした構造を新たな形で知覚できるようにしている。 近年、この創作理念は物理的な領域から無形の領域へと広がっている。インターネット文化に対しても同様に注意深い視線を向け、デジタル・プラットフォームを介入の場として活用している。そのアフォーダンス(知覚や行為をうながすものとして環境が内包している一種の力)を探り、想定された機能を再方向付け、そこにすでに潜在している能動性を明らかにしている。

《Open Circuit and Short Circuit Test》2023年、2025年
電気ケーブル、LED、スピーカーユニット、電子基板、ガラス管、サイズ可変
Commissioned by Vasto Gallery

《UK Indefinite Leave to Remain Application Fee》2025年、GoogleSheet、サイズ可変

《Ebb is to Flow as Wax is to Wane》2023年、2026年
蜜蝋、綿芯、ステンレスワイヤーロープ、サイズ可変
Commissioned by YDP 撮影:CHEN Hsi-Lun

《Hardware Archive》2022年、ウェブサイト、サイズ可変

《Windschatten / Wind Tracing》2024年、パラシュート生地、金属棒、木製棒、サイズ可変
Commissioned by Minus20degree 撮影:Halmes Kobel